高校野球・夏の山形予選 酒田南や鶴岡東など打撃力のあるチームが有利か【2016年】

2016年7月8日(金)から開幕する高校野球選手権山形大会。昨年は鶴岡東が優勝し4年ぶり4回目の甲子園出場を決めましたが2016年度はどのような大会になるのでしょうか。2015年秋季大会、2016年春季大会の振り返りと2016年夏の注目校、組み合わせを見ていきたいと思います。

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2015年秋季山形大会

ベスト8に進出したのは酒田南、東海大山形、鶴岡東、山形城北、日大山形、山形中央、鶴岡南、新庄北。酒田南−東海大山形は、2-4と2点のリードを許した酒田南でしたが3回表、一挙8得点の猛攻を見せ逆転すると4回以降も追加点を挙げて東海大山形を突き放し、14-7の7回コールド勝ち。鶴岡東−山形城北は、初回に6点を奪った鶴岡東が山形城北を寄せつけず11-2の7回コールドで圧勝。

日大山形−山形中央は、2回裏に山形中央が5点を先制。1点が遠かった日大山形は6回表にようやく1点を返し7回表にも1点を挙げますが、6回裏に1点、7回裏にも3点を奪った山形中央が9-2の7回コールドで勝ちました。鶴岡南−新庄北は、初回に新庄北が3点を先制。鶴岡南も反撃し1点差まで詰め寄りますが5回裏に2点を追加した新庄北が6-3で勝利。

準決勝の鶴岡東−酒田南は、1回表に鶴岡東が5点を先制。いきなり大量失点を許した酒田南でしたが2点を返した後の3回裏に4点を奪い逆転。4回裏にも4点を追加した酒田南が終盤の鶴岡東の反撃をかわして10-8で逆転勝ち。新庄北−山形中央は、2回裏に2点を先制した山形中央がその後も小刻みに得点を加え5-2で勝ち、決勝にコマを進めました。

酒田南−山形中央の決勝戦は、3回表に1点を先制した酒田南が7回表と8回表に3点ずつ奪い7-0。山形中央も8回裏に2点を返し、意地を見せましたが7-2で勝った酒田南が優勝しました。酒田南と山形中央、3位決定戦で勝った鶴岡東は東北大会に出場しましたが3校とも初戦敗退という残念な結果に終わってしまいました。

2016年春季山形大会

ベスト8に進出したのは鶴岡東、山本学園、山形中央、東海大山形、酒田南、山形南、新庄東、九里学園。鶴岡東−山本学園は、2回表に一気に7点を先制した鶴岡東が4回表にも6点を追加。山本学園も4回裏に1点を返しましたが13-1の5回コールドで鶴岡東が勝ちました。山形中央−東海大山形は、山形中央がリードしては東海大山形が追いつく展開。6-6で迎えた9回裏に1点を奪った東海大山形が7-6でサヨナラ勝ち。

酒田南−山形南は、1回裏に山形南が幸先よく3点を先制。しかし3回表に酒田南が逆転すると一方的な展開に。酒田南が11-4で圧勝しました。新庄東−九里学園は、初回に3点を先制した九里学園が新庄東に一度もホームを踏ませることなく8-0の7回コールド勝ち。

準決勝の鶴岡東−東海大山形は、鶴岡東が初回に3点を先制しましたが、東海大山形も1回裏に1点、4回裏に2点を返し同点にすると5回裏に2点を奪い勝ち越し。鶴岡東も9回表に同点に追いつきますが、9回裏に1点を奪った東海大山形が6-5でサヨナラ勝ち。酒田南−九里学園は、7-1でリードした酒田南は9回表、一挙8得点の猛攻。大量失点を喫した九里学園も9回裏に4点を奪いますが15-5で酒田南が圧勝しました。

酒田南−東海大山形の決勝戦は、3回表に東海大山形が2点を先制。酒田南は4回表に1点、5回表に2点を奪い3-2と逆転。しかし5回裏に3点を返した東海大山形が再逆転。それでも酒田南は6回表に4点を奪い返し再々逆転。6回裏に東海大山形が2点を返して7-7の同点に。7回、8回は両チーム無得点で迎えた9回表に4点を勝ち越した酒田南が激しいシーソーゲームを制し、秋に続いて優勝しました。

酒田南と東海大山形、3位決定戦で勝った九里学園は東北大会に出場。酒田南は花巻東(岩手)に2-6で敗れて初戦敗退。東海大山形も明桜(秋田)に打ち負けて12-18で初戦敗退。磐城(福島)に5-1で快勝し、県勢唯一の初戦突破を果たした九里学園は準々決勝で東北(宮城)に挑みましたが、惜しくも3-4で敗れてしまいました。

鶴岡東(私立・鶴岡市)

昨年代表校で昨秋、今春ともにベスト4。長打力もあり中軸を打つ丸山大選手を中心とした打線は強力で二桁得点も連発。その反面、失点も多く投手陣には不安を残す。自慢の打線が沈黙すれば厳しい戦いを強いられそうなので序盤に得点を奪って優位に試合を進めたい。優勝すれば2年連続5回目の甲子園です。

酒田南(私立・酒田市)

昨秋、今春ともに優勝し東北大会に出場。一度火がついたら手がつけられない攻撃力が魅力で、春の県大会では2回戦から決勝戦まで4試合連続二桁得点の計53得点。鶴岡東を上回る得点力は県最強か。注目選手に名前が挙がる石垣雅海選手らを中心とした超強力打線で3季連続優勝と4年ぶり11回目の甲子園を狙います。

東海大山形(私立・山形市)

昨秋は酒田南に敗れてベスト8止まりも今春は準優勝。優勝する力は持っていそうだが、秋の酒田南戦で14失点、春の酒田南戦も11失点、そして春の東北大会の明桜(秋田)戦では18失点と投手陣が崩壊。得点力はあるので投手陣を夏までに立て直すことができるかがカギになりそうです。優勝すれば21年ぶり7回目の甲子園。

山形中央(公立・山形市)

昨秋準優勝、今春はベスト8。秋の東北大会の盛岡大付(岩手)戦、春の地区予選の日大山形戦、県大会の東海大山形戦はすべて1点差で敗戦。いい勝負はしていますがあと一押しが足りない印象。接戦での勝負強さが出てくれば2年ぶり3回目の甲子園も見えてきそうです。

日大山形(私立・山形市)

昨秋はベスト8も今春は2回戦敗退。チームとしての攻撃力は高く、春は鶴岡東から10得点。しかしそれでも勝てなかった投手陣が課題。長打力のある八鍬伶選手や三拍子そろった2年生の鈴木琉生選手など注目選手がいるだけに投手陣の立て直しができれば優勝争いも。優勝すれば3年ぶり17回目の甲子園。

九里学園(私立・米沢市)

昨秋は2回戦敗退も今春はベスト4まで進出。3位決定戦では鶴岡東に競り勝ち、東北大会にも出場。その東北大会では初戦を突破した後の準々決勝で東北(宮城)に3-4でサヨナラ負けを喫しましたが、互角の戦いができたことで自信をつけてそう。この自信が成長に繋がれば一気に頂点まで駆け上がり、春夏通じて初の甲子園出場もあるかもしれません。楽しみなチームです。

羽黒(私立・鶴岡市)

昨秋、今春ともに2回戦で敗退。それでも春の地区予選では鶴岡東に勝つなど地力はあり侮れない存在。秋は大量失点が目立ちましたが、春は改善されてほとんどの試合が3失点以内。敗れた東海大山形戦でも2失点に抑えるなど投手陣は上向き。攻撃力がもう少し増せば13年ぶり2回目の甲子園出場も視野に入ってきそうです。

夏も打高投低の大会になるのか

昨秋、今春の県大会は打撃戦が多く全体的に打高投低となりました。夏は暑さから体力の消耗も激しくなると思われますので、より一層打撃力のある酒田南や鶴岡東、日大山形などが有利になる可能性も。ただ打撃力があるチームも投手力には不安を残していますので他のチームにもチャンスはありそう。春の大会で投手陣が安定していた羽黒や、春の東北大会に出場した九里学園の戦いにも注目したいです。大会を通じて打撃戦が多ければ観ている方は楽しいですが、試合をしている選手の体力の消耗が気になってしまいますね。

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2016年高校野球選手権山形大会 組み合わせ

【抽選日】6月23日(木)
【使用球場】荘内銀行日新製薬スタジアムやまがた・天童市スポーツセンター野球場・皆川球場・新庄市民球場・鶴岡ドリームスタジアム

【1回戦】
7/10 村山産 0-6 長井
7/10 置賜農 1-10 鶴岡工
7/11 酒田西 6-0 山形明正
7/11 山本学園 10-2 鶴岡中央
7/8 米沢商 0-23 日大山形
7/10 酒田光陵 3-5 米沢工
7/10 上山明新館 2-5 酒田東
7/10 鶴岡高専 12-1 小国
7/12 新庄神室産 15-5 長井工
7/10 山形学院 4-0 南陽
7/10 東桜学館 2-11 鶴岡南
7/10 新庄南 9-11 天童
7/11 米沢中央 5-2 米沢東
7/11 荒砥 1-17 山形電波工
7/11 左沢 0-8 山形城北
7/11 羽黒 7-4 米沢興譲館
7/11 庄内総合 0-9 山形工
【2回戦】
7/12 酒田南 7-2 長井
7/12 鶴岡工 2-1 酒田西
7/13 北村山 2-11 山本学園
7/12 日大山形 7-0 山形南
7/11 新庄北 10-0 米沢工
7/12 酒田東 6-2 高畠
7/12 寒河江 3-7 鶴岡高専
7/13 新庄神室産 0-9 鶴岡東
7/12 東海大山形 10-3 山形学院
7/12 鶴岡南 8-7 谷地
7/12 山形市商 4-0 天童
7/12 米沢中央 5-3 新庄東
7/13 九里学園 9-1 山形電波工
7/13 山形城北 9-1 寒河江工
7/13 山形東 5-6 羽黒
7/13 山形工 0-10 山形中央
【3回戦】
7/15 酒田南 13-1 鶴岡工
7/15 山本学園 0-10 日大山形
7/15 新庄北 5-9 酒田東
7/15 鶴岡高専 0-9 鶴岡東
7/16 東海大山形 14-4 鶴岡南
7/16 山形市商 4-8 米沢中央
7/16 九里学園 9-6 山形城北
7/16 羽黒 1-8 山形中央
【準々決勝】
7/17 酒田南 8-0 日大山形
7/17 酒田東 2-9 鶴岡東
7/18 東海大山形 5-6 米沢中央
7/18 九里学園 4-9 山形中央
【準決勝】
7/20 酒田南 5-16 鶴岡東
7/20 米沢中央 1-8 山形中央
【決勝】
7/21 鶴岡東 10-8 山形中央
※鶴岡東は2年連続5回目


◆北海道・東北地区の注目校や組み合わせはコチラ
⇒【北北海道】2連覇を狙う白樺学園が優勝候補筆頭か 旭川西も実力上位
⇒【南北海道】札幌第一、北海道栄、駒大苫小牧が優勝争いの軸か
⇒【青森】選抜出場組の光星と青森山田がリード。春優勝の八戸西も注目
⇒【岩手】盛岡大付・一関学院・花巻東が軸 選抜出場の釜石は少し厳しいか
⇒【秋田】能代、明桜、秋田が有力も本命不在の戦国大会か
⇒【宮城】仙台育英、東北、東陵の三つ巴か
⇒【福島】10連覇を狙う絶対王者の聖光学院VS全チームか

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高校野球 夏の選手権予選・各地方大会の日程


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