高校野球・夏の山口予選 秋春王者の早鞆とセンバツ出場の南陽工が実力上位か【2016年】

2016年7月15日(金)から開幕する高校野球選手権山口大会。昨年は下関商が優勝し20年ぶり9回目の甲子園出場を決めましたが2016年度はどのような大会になるのでしょうか。2015年秋季大会、2016年春季大会の振り返りと2016年夏の注目校、組み合わせを見ていきたいと思います。

山口大会注目校へ
山口大会組み合わせへ

2015年秋季山口大会

ベスト8に進出したのは宇部商、高川学園、南陽工、豊浦、早鞆、柳井学園、柳井、山口。宇部商−高川学園は、1-1の同点で迎えた4回表に宇部商が3点を勝ち越し。高川学園も7回裏に1点を返しますが、8回表に1点、9回表に大量9点を追加した宇部商が14-2で勝ちました。南陽工−豊浦は、3回表に南陽工が1点を先制。豊浦も6回裏に1点を返して同点に。1-1のまま迎えた延長10回表、南陽工が一挙6点を奪い勝ち越し。追いかける豊浦も10回裏に粘りを見せて4点を返しますが7-5で南陽工が勝ちました。

早鞆−柳井学園は、1回裏に柳井学園が1点を先制しますが、3回表に3点を奪った早鞆が逆転。その後も追加点を重ねた早鞆が8-1の7回コールド勝ち。柳井−山口は、1回表に柳井が2点を先制。山口も1回裏に1点、3回裏に1点を返し同点としますが、5回表に2点を勝ち越した柳井が8-2で勝利。

準決勝の南陽工−宇部商は、初回に1点ずつ取り合い1-1の同点で迎えた5回裏、宇部商が1点を勝ち越し。7回裏にも1点を追加した宇部商が3-1で勝ち、決勝進出を決めました。柳井−早鞆は、2回裏に2点を先制した早鞆が着々と追加点を重ね6回までに7得点。柳井も7回表に1点を返しますが、7回裏に1点を追加した早鞆が8-1の7回コールドで勝ちました。

宇部商−早鞆の決勝戦は、1回裏に早鞆が1点を先制。2回表に宇部商も1点を返し同点に。1-1で迎えた8回表、宇部商が1点を奪い勝ち越し。しかし早鞆も8回裏、すぐに反撃し同点に追いつく。延長戦に入った10回裏、早鞆が1点を奪って3-2のサヨナラ勝ちで優勝を決めました。

早鞆と宇部商、3位決定戦で勝った南陽工が中国大会に出場。宇部商は初戦敗退。早鞆は初戦を突破しましたが同じく初戦を突破した南陽工と準々決勝で同県対決。この試合に勝った南陽工は決勝まで勝ち進み準優勝。県大会3位から見事にセンバツ出場の切符を手にしました。

2016年春季山口大会

ベスト8に進出したのは南陽工、下関商、宇部鴻城、岩国、防府、山口、柳井、早鞆。南陽工−下関商は、1回表に1点を先制した南陽工が5回まで毎回得点を挙げ、下関商を寄せつけず12-1の5回コールド勝ち。宇部鴻城−岩国は、2回表に1点を先制した宇部鴻城が6-0と大量リード。岩国も8回裏に3点を返し粘りますが逃げ切った宇部鴻城が6-3で勝ちました。

防府−山口は、4回裏に3点を先制した山口が8回裏にも3点を追加。防府打線に1点も与えなかった山口が6-0の完封勝ち。柳井−早鞆は、初回に1点を先制した早鞆が2回裏にも5点を奪い主導権を握る。柳井も6回表に1点を返しますが、6回裏に1点、7回裏にも1点を追加した早鞆が8-1の7回コールドで勝ちました。

準決勝の宇部鴻城−南陽工は、3回表に宇部鴻城が3点を先制。南陽工も5回裏に1点を返しましたが、6回表に1点、8回表に4点を追加した宇部鴻城が8-1の8回コールド勝ちで決勝進出を決めました。早鞆−山口は、初回に1点を先制した早鞆が7回までに4点をリード。あとがなくなってきた山口は8回裏に2点を返しますが反撃もここまで。4-2で勝った早鞆が決勝にコマを進めました。

宇部鴻城−早鞆の決勝戦は、3回裏に早鞆が一気に5点を先制。点差を縮めていきたい宇部鴻城は5回表に1点を返し4点差にしますが、6回以降は両チーム無得点でそのまま試合終了。5-1で勝った早鞆が秋に続いて優勝しました。早鞆は中国大会に出場。1回戦は鳥取城北(鳥取)に4-3、準決勝は開星(島根)に2-1で勝ち決勝進出。決勝では崇徳(広島)に0-5の完封負けを喫しましたが準優勝の成績を残しました。

下関商(公立・下関市)

昨年代表校。昨秋は3回戦敗退で今春はベスト8。2年連続の甲子園を狙う下関商ですが、秋は豊浦に1-8、春は南陽工に1-12でともにコールド負けを喫しているのが気になるところ。特に春は3試合連続完封勝ちからの5回コールド負けと両極端な試合を経験。エースの水永大祐投手のデキがチームの成績に大きく影響しそう。昨年王者の意地を見せることができるのか。優勝すれば2年連続10回目の甲子園です。

早鞆(私立・下関市)

昨秋、今春ともに県大会優勝。春の中国大会では崇徳(広島)に敗れたものの準優勝で勢いに乗るチーム。最速141キロのストレートと変化球を駆使するエースの原将輝投手を中心とした投手陣は安定感抜群。秋春の山口大会12試合で3点以上失ったのは2試合のみ。投打のバランスがとれており現段階では優勝候補筆頭となりそう。1967年以来49年ぶり4回目の甲子園を狙います。

南陽工(公立・周南市)

昨秋、今春ともにベスト4。秋は県大会3位から中国大会準優勝まで駆け上がりセンバツにも出場。センバツ1回戦の市和歌山(和歌山)戦で被安打4の完封勝利を挙げたエースの重富将希投手と強肩捕手、藤本大輔選手は注目選手に挙げられるなど評価は高い。春の準決勝でコールド負けを喫しましたがチーム力は高く、早鞆を追いかける一番手か。優勝すれば6年ぶり4回目の甲子園です。

宇部商(公立・宇部商)

昨秋はベスト4も今春は初戦敗退。秋は初戦から準々決勝まで4試合連続で二桁得点を挙げるなど打線は好調でしたが春は2点しか奪うことができずまさかの1回戦敗退。それでもドラフト候補として名前の挙がっている野口峻平投手や中軸を打つ宮崎洸太選手など戦力は整っています。春の悔しさをバネに11年ぶり13回目の甲子園を目指します。

宇部鴻城(私立・宇部市)

昨秋は3回戦敗退、今春は準優勝。春の決勝では序盤の5失点が響き優勝とはなりませんでしたが、岩国や南陽工に勝つなど実力のあるところを見せました。チームとしては接戦の試合が多いのが特徴で、僅差の試合をしっかりとモノにできれば甲子園の可能性も。優勝すれば4年ぶり2回目の甲子園。

山口(公立・山口市)

昨秋ベスト8、今春ベスト4。秋のベスト8を経て、春は1回戦から準々決勝までの4試合すべてで完封勝ち。準決勝は敗れはしましたが秋春連覇の早鞆相手に4失点と大崩れはしていない。夏の大会でも投手陣の好調が続くようなら面白い存在となりそうなので注目したいです。優勝すれば初の甲子園出場です。

岩国(公立・岩国市)

昨秋は3回戦敗退でしたが南陽工に延長の末、逆転負け。今春は宇部鴻城に敗れてベスト8止まりでしたが上位に進出するだけの力はありそう。得点力もあり投打がガッチリとかみ合えば楽しみなチーム。2年ぶり6回目の甲子園出場なるか。

小野田工(公立・山陽小野田市)

昨秋は初戦敗退、今春は2回戦敗退。それでも春は1回戦で宇部商に7-2で逆転勝ちし、2回戦は敗れましたが宇部鴻城を最後まで苦しめ2-3と善戦しました。おそらくノーマークのチームではあると思いますが、春の戦いで自信をつけていると波乱を起こせる可能性も。優勝は厳しいでしょうが気になるチームです。優勝すれば51年ぶり2回目の甲子園です。

早鞆と南陽工が一歩リード 昨年代表の下関商は意地を見せれるか

秋季大会と春季大会のベスト8は半数の4校が入れ替わるなど混戦状態となる可能性のある山口大会。その中でも秋春連覇の早鞆と秋春ともにベスト4の南陽工が自力では少し上か。それに続くのが宇部商、宇部鴻城、山口といったところになりそう。昨年代表で連続出場を狙う下関商は、秋春ともに大量失点で負けているのが気になるところですが前年王者としての意地を見せられるか楽しみにしたいです。秋ベスト8の高川学園も評価の高いチームですが失点が多く不安な面も。下関国際の岸田峻輔投手は2年生ながら来年のドラフト候補として名前が挙がっており注目のピッチャーです。

スポンサーリンク

2016年高校野球選手権山口大会 組み合わせ

【抽選日】6月18日(土)

【1回戦】
7/15 高川学園 17-4 防府西
7/16 下松 9-8 柳井商工
7/16 桜ケ丘 1-4 華陵
7/17 宇部工 4-1 山口鴻城
7/17 豊北 4-1 宇部西
7/16 萩商工 2-6 宇部商
7/16 慶進 3-1 山口
7/16 岩国 7-2 岩国商
7/16 徳山高専 8-1 山口徳佐
7/17 防府商工 6-0 高水
7/17 柳井学園 10-2 新南陽
7/15 長門 5-3 豊浦
7/15 大津緑洋 3-1 下関西
7/15 萩 5-4 小野田
7/15 宇部高専 1-20 下関中央工
7/15 西市 2-9 宇部
7/15 西京 11-2 下関中等教育
7/17 下松工 3-17 周防大島
7/17 光 1-2 徳山
7/15 大島商船 0-12 徳山商工
7/16 下関商 4-11 下関国際
7/16 小野田工 5-0 美祢青嶺
7/17 下関工・工科 8-3 響
7/17 厚狭 5-8 宇部フロンティア大付香川
7/15 岩国工 10-1 光丘
7/15 高森 0-11 熊毛南
7/15 岩国総合 4-8 聖光
【2回戦】
7/19 南陽工 1-6 高川学園
7/19 下松 4-0 華陵
7/21 宇部工 3-0 豊北
7/21 宇部商 8-5 慶進
7/21 岩国 7-0 徳山高専
7/21 防府商工 6-2 柳井学園
7/19 長門 11-3 大津緑洋
7/19 萩 1-4 早鞆
7/19 宇部鴻城 13-0 下関中央工
7/19 宇部 1-3 西京
7/21 周防大島 6-2 徳山
7/21 徳山商工 1-8 防府
7/21 下関国際 3-0 小野田工
7/21 下関工工科 4-2 宇部フロンティア大付香川
7/19 岩国工 0-5 熊毛南
7/19 聖光 6-0 柳井
【3回戦】
7/22 高川学園 10-0 下松
7/22 宇部工 0-4 宇部商
7/22 岩国 2-0 防府商工
7/22 長門 4-3 早鞆
7/22 宇部鴻城 5-1 西京
7/22 周防大島 1-4 防府
7/22 下関国際 0-0 下関工工科
7/23 下関国際 10-3 下関工工科
7/22 熊毛南 0-1 聖光
【準々決勝】
7/24 高川学園 6-0 宇部商
7/24 岩国 5-7 長門
7/25 宇部鴻城 2-1 防府
7/25 下関国際 4-5 聖光
【準決勝】
7/26 高川学園 7-0 長門
7/26 宇部鴻城 13-0 聖光
【決勝】
7/28 高川学園 8-2 宇部鴻城
※高川学園は初出場


◆中国地区の注目校や組み合わせはコチラ
⇒【岡山】150キロ右腕、高田萌生(創志学園)のピッチングに注目
⇒【広島】投手力のある広島新庄、崇徳が一歩リードか
⇒【鳥取】県3連覇中の鳥取城北にスキあり?鳥取西や倉吉東はチャンスか
⇒【島根】春の県大会準優勝の大東、悲願達成なるか

◆その他の地区はコチラから
高校野球 夏の選手権予選・各地方大会の日程


スポンサーリンク