高校野球・夏の山梨予選 ◎本命は東海大甲府〇対抗は日本航空【2016年】

2016年7月9日(土)から開幕する高校野球選手権山梨大会。昨年は東海大甲府が優勝し2年連続13回目の甲子園出場を決めましたが2016年度はどのような大会になるのでしょうか。2015年秋季大会、2016年春季大会の振り返りと2016年夏の注目校、組み合わせを見ていきたいと思います。

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2015年秋季山梨大会

ベスト8に進出したのは駿台甲府、甲府商、日本航空、帝京三、甲府城西、日川、笛吹、東海大甲府。駿台甲府−甲府商は、2回表に駿台甲府が2点を先制。甲府商も3回裏に1点を返しますが、5回表に駿台甲府が1点追加。8回裏と9回裏に甲府商も1点ずつを返し反撃しますが4-3で駿台甲府が勝ちました。日本航空−帝京三は、3回表に4点を先制した日本航空は4回表と6回表にも追加点を挙げ8-0と大きくリード。帝京三も6回裏にようやく1点を返しますが8-1の7回コールドで日本航空の勝利。

甲府城西−日川は、2回裏に日川が2点を先制。4回表に同点に追いついた甲府城西は5回表にも1点を挙げ勝ち越しに成功。しかし、日川も5回裏に1点を奪い同点とすると7回裏に1点を勝ち越し。再び1点のリードを許した甲府城西ですが8回表に5点を奪い再逆転に成功。8-4で甲府城西が準決勝にコマを進めました。笛吹−東海大甲府は、2回表に笛吹が1点を先制しましたが、その裏に2点を挙げた東海大甲府が逆転。中盤から終盤にかけて追加点を挙げた東海大甲府が8-1の8回コールドで勝ちました。

準決勝の日本航空−駿台甲府は、2回表に1点を先制した日本航空が、その後も追加点を重ね8-1の8回コールド勝ち。東海大甲府−甲府城西は、序盤3回までは0-0と静かな立ち上がりでしたが4回表に東海大甲府が1点を先制すると、そこからは完全に東海大甲府ペース。5回以降も得点を重ね、9-0の7回コールドで完封勝ちを収めています。

日本航空−東海大甲府の決勝戦は、両チーム無得点のまま迎えた6回裏に東海大甲府が2点を先制。早く追いつきたい日本航空でしたが結局最後まで得点を挙げることができず2-0で勝った東海大甲府が優勝しました。東海大甲府と日本航空は関東大会に出場。日本航空は準々決勝で負けてしまいましたが、東海大甲府は春日部共栄(埼玉)、霞ケ浦(茨城)に勝って準決勝に進出。準決勝では木更津総合(千葉)に敗れましたがベスト4の好成績を残し選抜の切符を手にしました。

2016年春季山梨大会

ベスト8に進出したのは富士学苑、東海大甲府、山梨学院、日川、日大明誠、日本航空、都留、甲府工。富士学苑−東海大甲府は、3回裏に東海大甲府が1点を先制すると4回裏にも3点を追加。さらに追加点を挙げた東海大甲府が富士学苑に1点も与えず6-0の完封勝ち。山梨学院−日川は、2回表に1点を先制した山梨学院が3回表に一気に5点を奪い6-0。しかし日川も2回裏に5点を返し1点差。5回、6回、8回に両チームとも1点ずつを挙げますが9-8で逃げ切った山梨学院が勝ちました。

日大明誠−日本航空は、日大明誠が4回表に2点を先制。リードを許した日本航空は6回裏、一気に4得点を挙げ逆転すると7回裏にも1点を追加。日大明誠も9回表に2点を返し反撃しましたが5-4で日本航空が勝ちました。都留−甲府工は、3回表に1点を先制した都留が6回表を終了して8-0と大きくリード。しかし甲府工も6回裏に2点、7回裏に4点を返し反撃。追い上げられた都留は9回表に1点を追加し、甲府工の9回裏の猛攻をしのいで9-8でなんとか逃げ切りました。

準決勝の山梨学院−東海大甲府は、1点をリードされた東海大甲府が4回裏に4点を挙げ逆転に成功。7回裏にも2点を追加した東海大甲府が山梨学院の反撃を9回表の2点だけに抑え6-3で勝ち、決勝に進出しました。都留−日本航空は、日本航空が2回裏に3点を先制。都留打線を無得点に抑えたまま迎えた7回裏にも3点を追加した日本航空が6-0の完封勝ち。

秋と同じ対戦となった日本航空−東海大甲府の決勝戦は、3-1と東海大甲府リードで迎えた7回表に日本航空が2点を挙げ同点に。追いつかれた東海大甲府は7回裏に1点を挙げて勝ち越し。これが決勝点となり4-3で勝った東海大甲府が優勝しました。東海大甲府と日本航空は関東大会に出場。東海大甲府は初戦で敗退してしまいましたが日本航空は準決勝に進出。準決勝では横浜(神奈川)に0-13で完敗してしまいました。

東海大甲府(私立・甲府市)

昨年代表校で昨秋、今春の県大会も優勝。2014年夏から県大会は6連覇中と圧倒的な強さを見せています。140キロ後半の速球を投げる菊地大輝投手とコントロールのいい松葉行人投手の2枚看板に、主砲の松岡隼祐選手、福武修選手、萩原杏磨選手など注目選手が多数。6連覇中の県大会で1点差勝ちはわずか4試合のみ。そのうち3試合が日本航空戦。最大のライバルとも言える日本航空を倒せば県大会7連覇と3年連続14回目の甲子園は目前か。

日本航空(私立・甲斐市)

昨春、今春とも準優勝。ドラフト候補としても名前の挙がっている片岡優大投手に注目したい。県大会では4大会連続で東海大甲府に敗れていますが、ここ2大会は片岡投手が完投し0-2、3-4の惜敗。打線の援護があれば勝てる力は十分ありそう。片岡投手は昨秋の関東大会、白鷗大足利(栃木)戦で延長15回を1人で投げ抜き235球の熱投。続く常総学院(茨城)戦も先発し1-2で敗れはしたが9回135球を投げ2失点と好投。スタミナもあり非常に楽しみな投手です。優勝すれば8年ぶり6回目の甲子園です。

山梨学院(私立・甲府市)

今春ベスト4。秋は3回戦敗退でしたが、春は甲府城西や日川を破りベスト4進出。準決勝では東海大甲府に3-6で敗戦も最後まで粘り強い戦いをしました。昨秋の1年生大会では東海大甲府にも勝って優勝しており、その時のピッチャー・栗尾勇摩投手は2年生ながら来年のドラフト候補として名前が挙がっているなど期待されています。3年生と2年生の力がかみ合えば楽しみなチームです。優勝すれば5年ぶり6回目の甲子園。

日川(公立・山梨市)

昨秋、今春ともにベスト8。3年前の夏の甲子園、大阪桐蔭(大阪)戦で見せた粘り強さは今も健在。春の準決勝、山梨学院戦では0-6と大量リードを許しながら最後まで諦めずに8-9とあと一歩のところまで追い詰めました。ドラフト候補など注目されている選手はいないようですがチーム一丸となって3年ぶり5回目の甲子園を狙います。

甲府城西(公立・甲府市)

昨秋ベスト4。今春は3回戦で山梨学院に完封負け。秋の準決勝では東海大甲府に0-9の7回コールド負けをくらいましたが、今の3年生が1年生時の2014年秋の1年生大会では決勝で東海大甲府と引分けて両校優勝。持っている力を十分に発揮すれば優勝争いも可能なチームのはずです。主砲・輿水大輝選手のバッティングにも注目です。優勝すれば春夏通じて初の甲子園。

甲府工(公立・甲府市)

今春ベスト8。準々決勝では都留に0-8と一方的な試合展開で負けていましたが終盤にものすごい粘りを見せ、負けはしたものの8-9まで追い上げました。この粘り強さと投打の中心である清水寛太選手が大活躍を見せれば上位進出も十分可能。打撃力もあり波に乗れば優勝も。優勝すれば10年ぶり9回目の甲子園です。

駿台甲府(私立・甲府市)

昨秋は山梨学院や甲府商を破る快進撃を見せベスト4まで進出。今春は初戦敗退となってしまいましたが、自身も駿台甲府出身で読売ジャイアンツに所属した元プロ野球選手の深沢和帆監督(32歳)の采配にも注目です。優勝すれば春夏通じて初の甲子園出場です。

日大明誠(私立・上野原市)

昨秋は3回戦敗退、今春は準々決勝で敗退しましたが、ともに1点差負け。大敗も少なく僅差の試合が多いので侮れない存在となりそう。春の3回戦では秋ベスト8の甲府商を完封するなど投手陣が安定していました。優勝すれば初の甲子園。

都留(公立・大月市)

今春ベスト4。準決勝では日本航空に0-6で完封負けを喫しましたが、それまでの3試合で奪った得点は26点。攻撃力が魅力で打撃戦に持ち込むことができれば勝機もありそう。選抜には2007年に出場していますが夏は1952年以来64年ぶり2回目の甲子園を狙います。

順当にいけば東海大甲府と日本航空の優勝争いか

高校野球に順当という言葉が当てはまるかどうか分かりませんが、6季連続で県大会を制している東海大甲府と秋春連続で準優勝の日本航空の力が頭一つ抜けているのは間違いなさそうです。2番手グループは山梨学院、日川、甲府城西あたりが有力となりそうですが、得点力のある都留も楽しみなチームの一つです。東海大甲府と日本航空が決勝まで進めないような展開になると大波乱もあるかもしれません。

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2016年高校野球選手権山梨大会 組み合わせ

【抽選日】6月23日(木)
【使用球場】山日YBS球場・北麓球場

【1回戦】
7/10 白根 1-11 吉田
7/10 塩山 1-10 駿台甲府
7/11 峡南 0-14 上野原
7/11 巨摩 9-2 市川
【2回戦】
7/11 東海大甲府 11-1 山梨農林
7/11 富士北稜 4-10 富士河口湖
7/12 甲府城西 5-6 吉田
7/11 都留興譲館 1-6 日川
7/12 都留 8-1 笛吹
7/14 甲府一 3-2 北杜
7/15 甲府西 5-4 駿台甲府
7/13 帝京三 9-2 日大明誠
7/12 日本航空 7-0 山梨
7/12 甲府南 17-8 甲陵
7/15 増穂商 2-9 上野原
7/16 甲府商 8-4 甲府工
7/15 山梨学院 19-2 韮崎工
7/16 甲府昭和 6-2 甲府東
7/16 身延 1-2 巨摩
7/16 韮崎 0-6 富士学苑
【3回戦】
7/17 東海大甲府 8-1 富士河口湖
7/17 吉田 1-2 日川
7/17 都留 4-2 甲府一
7/18 甲府西 1-6 帝京三
7/18 日本航空 8-1 甲府南
7/18 上野原 4-7 甲府商
7/18 山梨学院 28-3 甲府昭和
7/18 巨摩 7-8 富士学苑
【準々決勝】
7/20 東海大甲府 8-0 日川
7/20 都留 2-4 帝京三
7/21 日本航空 3-2 甲府商
7/21 山梨学院 11-0 富士学苑
【準決勝】
7/23 東海大甲府 4-0 帝京三
7/23 日本航空 0-7 山梨学院
【決勝】
7/24 東海大甲府 5-12 山梨学院
※山梨学院は5年ぶり6回目


◆関東地区の注目校や組み合わせはコチラ
⇒【茨城】優勝争いに名乗りを上げてきた石岡一の戦いに注目
⇒【栃木】上位チームの力は拮抗。真岡工や矢板中央もチャンスか
⇒【群馬】桐生第一、前橋育英、健大高崎、樹徳が4強か
⇒【埼玉】急成長の山村学園の戦いに注目!花咲徳栄と浦和学院が軸か
⇒【千葉】選抜出場の木更津総合が最有力。成田や習志野も不気味な存在
⇒【東東京】秋春の都大会優勝の関東一と準優勝の二松学舎大付がリードか
⇒【西東京】清宮幸太郎擁する早稲田実、2年連続の甲子園なるか
⇒【神奈川】藤平尚真、石川達也を擁する横浜が一歩リードか

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高校野球 夏の選手権予選・各地方大会の日程


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