高校野球・夏の高知予選 明徳義塾が大本命。高知、土佐、高知商が追いかける展開か【2016年】

2016年7月16日(土)から開幕する高校野球選手権高知大会。昨年は明徳義塾が優勝し6年連続17回目の甲子園出場を決めましたが2016年度はどのような大会になるのでしょうか。2015年秋季大会、2016年春季大会の振り返りと2016年夏の注目校、組み合わせを見ていきたいと思います。

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2015年秋季高知大会

ベスト8に進出したのは高知工、高知中央、高知商、高知、岡豊、明徳義塾、土佐、高知小津。高知工−高知中央は、2回表に高知工が1点を先制すると3回表にも4点を追加。6回裏に高知中央も1点を返しますが、9回表に2点を追加して突き放した高知工が7-3で勝ちました。高知商−高知は、5回表に高知商が2点を先制。5回裏に高知も1点を返すと8回裏にも1点を挙げ同点に。9回表に1点を勝ち越した高知商が粘る高知を振り切って3-2で勝利。

岡豊−明徳義塾は、初回に明徳義塾が3点を先制。岡豊も2回表に1点、3回表に2点を返し同点に追いつきますが、4回以降に得点を重ねた明徳義塾が11-3の7回コールド勝ち。土佐−高知小津は、1回表に土佐が1点を先制。高知小津も2回裏に1点、3回裏に1点を挙げ逆転しますが4回表、土佐も1点を返しすぐさま同点に。5回表に4点を取り、勝ち越した土佐が6-3で逃げ切りました。

準決勝の高知工−高知商は、初回に1点ずつ取り合いましたが、その後は高知商のペース。2回以降も小刻みに得点を重ねた高知商が8-1の7回コールド勝ちで決勝進出を決めました。土佐−明徳義塾は、3回裏に3点、5回裏に2点を奪った明徳義塾が土佐打線に1点も与えず5-0の完封勝ち。

明徳義塾−高知商の決勝戦は、2回表に明徳義塾が4点を先制。高知商は無得点のまま迎えた8回裏に1点を返しましたが反撃もここまで。逃げ切った明徳義塾が4-1で勝ち、優勝しました。明徳義塾、高知商と3位決定戦で勝った土佐が四国大会に出場。高知商は初戦で敗退しましたが、土佐はベスト4、明徳義塾は準優勝の結果を残しともに選抜出場の切符を手にしました。

2016年春季高知大会

選抜に出場した明徳義塾と土佐は春季高知大会には参加せず四国大会出場決定戦で直接対決。勝った方が四国大会に出場できます。ベスト8に進出したのは、高知南、高知小津、高知工、岡豊、高知、高知中央、中村、梼原。高知南−高知小津は、高知南が2-0とリードで迎えた9回表、高知小津が2点を奪い同点に。しかし9回裏に1点を挙げた高知南が3-2でサヨナラ勝ち。

高知工−岡豊は、5回表に岡豊が2点を先制。6回裏と8回裏に1点ずつを返して同点に追いついた高知工が9回裏にも1点を奪い3-2でサヨナラ勝ち。高知−高知中央は、高知が初回に2点を先制。高知中央も3回表に1点を返しますが3回以降、毎回得点を挙げた高知が11-1で6回コールド勝ち。中村−梼原は、2回表に中村が1点を先制。3回裏に梼原が2点を奪い逆転。4回表に中村も1点を返し同点に。2-2で迎えた7回表に中村が1点を勝ち越すと、その後も追加点を挙げ7-2で勝ちました。

準決勝の高知工−高知南は、3回裏に高知南が3点を先制。高知工は4回表に2点を返すと、9回表にも2点を挙げ逆転に成功。追い込まれた高知南でしたが土壇場の9回裏に2点を奪い5-4のサヨナラ勝ちで決勝進出を決めました。中村−高知は、序盤から高知が得点を重ね、3回を終了して5-2で高知がリード。その後も攻撃の手を緩めなかった高知が毎回得点を挙げ、11-4の7回コールド勝ち。

高知南−高知の決勝戦は、3回までは0-0の投手戦も4回以降は高知のペースで試合が進み、終わってみれば7-0の完封勝ちで高知が優勝しました。明徳義塾−土佐の四国大会出場決定戦は、初回に1点を先制した土佐が2回表にも1点を追加。リードを許した明徳義塾は4回裏に反撃開始。この回、3点を奪い逆転に成功すると5回裏、7回裏にも追加点を挙げ7-3で勝ち、四国大会出場を決めました。

高知と明徳義塾は四国大会に出場。明徳義塾は準決勝で愛媛の川之江に3-8で敗れてしまいましたが、高知は決勝で川之江を6-4で破り、四国大会優勝を決めました。

明徳義塾(私立・須崎市)

昨秋の県大会優勝。昨夏、今春の甲子園を経験したキャッチャーの古賀優大選手やセンバツを経験した立花虎太郎選手、2年生の西浦颯大選手など注目選手も多く戦力は県内No.1。近年の春夏秋の高知大会では非常に高い勝率を誇り、ほぼ無敵状態。選抜では龍谷大平安(京都)に1-7といいところなく完敗したのが不安材料ですが、優勝候補筆頭は間違いないでしょう。優勝すれば7年連続18回目の甲子園。

高知(私立・高知市)

昨秋ベスト8で今春は優勝。出場した四国大会でも優勝し、明徳義塾を追いかける一番手か。夏の大会は2011年から5年連続で決勝に進出も、すべて明徳義塾に1点差の敗戦で甲子園出場はならず。ただ今春の順位決定戦では1点差で明徳義塾に勝っています。186cmの身長から角度のある球を投げる谷脇瑞基投手や吉村大輝投手らが好投を続ければ7年ぶり14回目の甲子園が見えてきそうです。

土佐(私立・高知市)

昨秋ベスト4、四国大会でもベスト4まで進出し選抜に出場。戦力的には県内上位も近年、明徳義塾、高知、高知商との対戦成績が悪いのが気がかり。甲子園を目指すにはこの3校との対戦は避けられそうにないので、選抜に出場した経験をどれだけ活かせられるがポイントとなりそう。優勝すれば27年ぶり5回目の甲子園。

高知商(公立・高知市)

昨秋準優勝。春は2回戦で完封負けを喫しましたが実力は上位。敗戦試合では失点が多めなので、高橋大投手にを中心に失点をいかに抑えるかがカギになりそう。自分たちのペースで試合を優位に進めることができれば、10年ぶり23回目の甲子園も狙えそう。

高知工(公立・高知市)

昨秋、今春ともにベスト4。春夏通じて甲子園の経験はないが、秋は土佐を苦しめるなどチーム力は上昇中。2014年、春の県大会で4校連合チームで指揮を執りベスト4まで勝ち上がった高橋司監督の采配にも期待です。注目選手などはいませんが、チームワークで私立強豪校を破ることができるかに注目したいです。

岡豊(公立・南国市)

昨秋ベスト4、今春ベスト8。2010年の春の県大会を制し甲子園も目前かと思われていましたが、その後はベスト4の壁をなかなか破れずに苦戦中。今年こそ壁を破って初の甲子園切符を掴むことができるのか。岡豊の読み方は『おかとよ』ではなく『おこう』です。

高知南(公立。高知市)

今春の県大会は決勝で敗れはしたものの準優勝。甲子園経験のない公立高校ですが、中野慎太郎、加志崎愛斗、飯田裕翔選手ら好打者が多いようなので勢いに乗ってくると面白い存在になってくるかも。まずは1勝して上位進出を狙いたいところです。優勝すれば春夏通じて初の甲子園。

高知中央(私立・高知市)

昨秋、今春ともにベスト8。昨春の決勝では明徳義塾に、今春の2回戦では高知商に勝っており波乱を起こせる可能性のチーム。下級生が中心のチームのようなのでこれからの成長も期待できそうです。優勝すれば春夏通じて初の甲子園です。

明徳義塾の1強状態か

明徳義塾が実力、勝負強さも含めて頭一つ抜け出しており今年も優勝の大本命。2番手グループは春の県大会と四国を制した高知、選抜出場の土佐、昨秋準優勝の高知商の3校。しかしこの3校も明徳義塾にはなかなか勝てず大きな壁がありそう。その他のチームはこの4校にもなかなか勝てず、県内の実力差はハッキリしている印象です。万が一、明徳義塾が早々に負けるようなことがあれば、どのチームにもチャンスが巡ってくる混戦の大会になりそう。伸びのあるストレートとキレのあるスライダーを武器とする室戸の安岡将妥投手にも注目したいです。

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2016年高校野球選手権高知大会 組み合わせ

【抽選日】7月2日(土)
【使用球場】春野運動公園野球場・高知球場

【1回戦】
7/16 須崎工 1-4 宿毛工
7/16 高知海洋 0-10 岡豊
7/16 伊野商 2-3 高知工
7/16 高知商 9-0 土佐塾
7/16 室戸 5-4 梼原
7/17 安芸 5-0 丸の内
7/17 小津 1-8 高知西
7/17 追手前 13-1 清水・幡多農・窪川(連合)
7/17 中村 8-1 高知東工
7/17 高知高専 7-0 安芸桜ケ丘
7/17 高知農 11-0 宿毛
7/18 高知中央 7-0 高知東
7/18 高知南 8-1 須崎
【2回戦】
7/18 明徳義塾 6-0 宿毛工
7/18 岡豊 2-9 高知工
7/18 高知商 10-1 室戸
7/20 安芸 5-0 高知西
7/20 高知 11-2 追手前
7/20 中村 10-0 高知高専
7/21 土佐 1-0 高知農
7/21 高知中央 6-0 高知南
【準々決勝】
7/22 明徳義塾 8-1 高知工
7/22 高知商 7-0 安芸
7/23 高知 4-6 中村
7/23 土佐 6-8 高知中央
【準決勝】
7/26 明徳義塾 2-1 高知商
7/26 中村 12-4 高知中央
【決勝】
7/27 明徳義塾 4-2 中村
※明徳義塾は7年連続18回目


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高校野球 夏の選手権予選・各地方大会の日程


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