高校野球・夏の大分予選 注目選手の多い明豊がリードか【2016年】

2016年7月3日(日)から開幕する高校野球選手権大分大会。昨年は明豊が優勝し4年ぶり5回目の甲子園出場を決めましたが2016年度はどのような大会になるのでしょうか。2015年秋季大会、2016年春季大会の振り返りと2016年夏の注目校、組み合わせを見ていきたいと思います。

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2015年秋季大分大会

ベスト8に進出したのは大分商、臼杵、大分南、明豊、鶴崎工、日田林工、藤蔭、佐伯鶴城。大分商−臼杵は、1回裏に臼杵が4点を先制するも2回表に大分商も4点を挙げ同点に。4-4で迎えた7回表、大分商が1点を勝ち越し。しかし、その裏に臼杵も1点を返し再び同点に。延長戦かと思われた9回裏に臼杵が1点を挙げ6-5のサヨナラ勝ち。

大分南−明豊は、3回までに4点を奪った明豊が試合を優位に進める。1点を返した大分南は8回表、2点を追加し3-4と明豊に食らいつきましたが、8回裏に4点を取られてそのままゲームセット。8-3で明豊が勝利。鶴崎工−日田林工は、2回表と4回表に1点ずつ取りリードした鶴崎工でしたが、日田林工の反撃にあい8回を終わって7-2で日田林工がリード。鶴崎工も最終回に粘りを見せ2点を返しましたが7-5で日田林工が逃げ切り勝ち。藤蔭−佐伯鶴城は、初回に2点を先制された藤蔭が中盤以降、得点を重ね11-2の7回コールド勝ち。

準決勝の臼杵−藤蔭は、4回裏に藤蔭が2点を先制。先制点を許した臼杵は6回表に2点を返し同点に追いつくと、終盤に突き放し7-2で勝ち、決勝に進出。日田林工−明豊は、序盤から猛攻を仕掛けた明豊が一度もリードを許すことなく12-4で大勝しました。

臼杵−明豊の決勝戦は、序盤は0-0と静かな立ち上がり。4回表に臼杵が1点を先制。準決勝では猛打が爆発した明豊でしたが、最後まで得点を奪えず1-0の緊迫した投手戦を制した臼杵が優勝しました。臼杵と明豊が九州大会に出場しましたが、明豊は2回戦敗退。臼杵は準々決勝で海星(長崎)にコールド負けを喫し、選抜出場はなりませんでした。

2016年春季大分大会

ベスト8に進出したのは大分、大分鶴崎、柳ヶ浦、中津東、鶴崎工、大分工、佐伯鶴城、臼杵。準々決勝の得点経過が分からなかったため結果のみですが、大分−大分鶴崎は8-3で大分。柳ヶ浦−中津東は7-3で柳ヶ浦。鶴崎工−大分工は延長11回の末、5-3で鶴崎工。佐伯鶴城−臼杵は5-0で佐伯鶴城が勝ち準決勝にコマを進めました。

準決勝の鶴崎工−大分は、3回裏に一挙6点の猛攻を仕掛けた大分が、1点を失った後の5回裏にも5点を奪い11-1で5回コールド勝ちを収めました。柳ヶ浦−佐伯鶴城は、3回表に柳ヶ浦が1点を先制。直後の3回裏に同点に追いついた佐伯鶴城が5回裏と7回裏にも得点を挙げ8-1の7回コールド勝ち。

佐伯鶴城−大分の決勝戦は、初回に大分が先制しましたが2回表に1点、4回表に2点を挙げた佐伯鶴城が逆転に成功。6回と7回にも追加点を挙げ、6-2と突き放した佐伯鶴城が逃げ切って優勝かと思いましたが、9回裏に大分が5点を奪い7-6の大逆転サヨナラ勝ちで優勝を決めました。九州大会に出場した大分は、2回戦で選抜ベスト4の秀岳館(熊本)に延長13回サヨナラ勝ち。準々決勝では糸満(沖縄)に敗れましたが、ベスト8の成績を残しました。

明豊(私立・別府市)

昨年代表校。今春は3回戦で大分に負けましたが、昨秋は準優勝。秋の九州大会で秀岳館を苦しめた山中大輝投手、三拍子そろったセカンドの大庭樹也選手、2年生ながら圧倒的なパワーを誇る杉園大樹選手など注目選手も多く優勝候補筆頭になりそう。優勝すれば2年連続6回目の甲子園。

臼杵(公立・臼杵市)

昨秋は明豊を破り優勝し九州大会にも出場。今春もベスト8。秋の決勝で明豊を完封した松島廉投手ら投手陣の出来がカギになりそう。好打者で内外野どこでも守れる器用さを持つ那賀一球選手や岡部京三朗選手らが前チームから残っており経験は豊富。優勝すれば67年ぶり3回目の甲子園。

大分(私立・大分市)

昨秋は3回戦敗退も今春は明豊、鶴崎工、佐伯鶴城などを下し優勝。出場した九州大会でも選抜出場の秀岳館(熊本)に勝つなど力はありそう。プロ注目選手などはいませんがバッテリーを中心としたチームワークで2年ぶり2回目の甲子園出場を狙います。

藤蔭(私立・日田市)

昨秋ベスト4。今春は初戦で柳ヶ浦に完封負けを喫しましたが、140km/hの力強い速球を武器にドラフト候補として名前も挙がっている水本雄也投手のピッチングと打線がかみ合えば上位進出も。秋の大会4試合で失点が20と多かったのが気になるところ。優勝すれば26年ぶり2回目の甲子園。

佐伯鶴城(公立・佐伯市)

昨秋ベスト8、今春は準優勝。春は決勝までの4試合で完封勝ちが2試合、失点もわずか2と投手陣が安定。大分との決勝では9回裏に4点差を守れずサヨナラ負けで惜しくも準優勝でしたが、この経験をプラス材料とし成長すれば面白い存在になるかもしれません。優勝すれば20年ぶり4回目の甲子園。

鶴崎工(公立・大分市)

昨秋ベスト8、今春ベスト4で昨夏も含めると3季連続でベスト8以上。しかし、近年甲子園に出場したチームとの対戦は分が悪く、これを乗り越えられるかが上位進出のポイントとなりそうです。優勝すれば10年ぶり4回目の甲子園出場。

柳ヶ浦(私立・宇佐市)

今春ベスト4。2003年(春は2005年)を最後に甲子園から遠ざかっていますが、今年は話題性もありそう。元巨人・定岡正二さんの兄で自身も南海ホークス(現ソフトバンク)で1216試合に出場した定岡智秋さんが昨年8月に監督に就任。元プロ野球選手監督の采配も楽しみの一つ。U15日本代表経験がある2年生の千綿泰生選手にも注目です。優勝すれば13年ぶり9回目の甲子園。

混戦の中、明豊が一歩リードか

秋季大会、春季大会のベスト4が全て違うチームとなるなど混戦状態になりそうな大分大会。その中でも山中投手や大庭選手など注目選手が多い明豊が一歩リードしているように感じます。ただ、秋の決勝では臼杵に、春の3回戦では大分に負けており圧倒的な爆発力で勝ってきたわけではないので他のチームにも十分チャンスはありそうです。上記で紹介した以外では秋ベスト8の大分南、春ベスト8の中津東などがどこまで勝ち上がるかも楽しみにしたいところです。

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2016年高校野球選手権大分大会 組み合わせ

【抽選日】6月15日(水)
【使用球場】別大興産スタジアム
【入場料金】大人500円・高校生500円(制服着用、学生証携帯生徒のみ200円)・中学生200円

【1回戦】
7/6 大分鶴崎 3-8 津久見
7/6 大分高専 1-4 杵築
7/6 大分南 5-4 大分雄城台
7/7 大分商 4-1 宇佐
7/7 中津北 5-2 三重総合
7/7 玖珠美山 0-2 日田三隈
7/8 中津東 2-1 大分国際情報
7/9 日本文理大付 1-3 大分東
7/9 柳ヶ浦 4-7 大分東明
7/9 日田林工 10-0 由布
7/10 大分舞鶴 7-0 別府羽室台・国東双国・宇佐産業科学(連合)
7/10 高田 8-11 大分西
7/10 日出総合 5-8 大分豊府
【2回戦】
7/12 鶴崎工 1-2 津久見
7/12 佐伯豊南 4-9 大分上野丘
7/12 藤蔭 5-1 杵築
7/14 竹田 3-2 大分南
7/14 明豊 5-3 大分商
7/14 日田 2-0 国東
7/15 佐伯鶴城 10-3 中津北
7/15 楊志館 10-0 日田三隈
7/15 臼杵 4-1 中津東
7/16 別府商 2-13 中津南
7/16 情報科学 11-1 大分東
7/16 別府鶴見丘 3-7 大分東明
7/17 大分 6-1 日田林工
7/17 安心院 0-7 大分舞鶴
7/17 大分工 6-4 大分西
7/17 別府青山・別府翔青(連合) 1-4 大分豊府
【3回戦】
7/18 津久見 3-1 大分上野丘
7/18 藤蔭 7-0 竹田
7/19 明豊 7-0 日田
7/19 佐伯鶴城 8-0 楊志館
7/18 臼杵 5-3 中津南
7/18 情報科学 2-1 大分東明
7/19 大分 7-2 大分舞鶴
7/19 大分工 4-3 大分豊府
【準々決勝】
7/20 津久見 6-7 藤蔭
7/21 明豊 5-12 佐伯鶴城
7/20 臼杵 5-2 情報科学
7/21 大分 14-7 大分工
【準決勝】
7/23 藤蔭 2-5 佐伯鶴城
7/23 臼杵 0-8 大分
【決勝】
7/25 佐伯鶴城 2-8 大分
※大分は2年ぶり2回目


◆九州地区の注目校や組み合わせはコチラ
⇒【福岡】梅野雄吾や濱地真澄などドラフト候補の好投手に注目
⇒【佐賀】野中翔太、龍野瞳依の佐賀商が優勝候補筆頭か
⇒【長崎】海星、長崎日大、大村工が実力上位か
⇒【熊本】鍛冶舎巧監督率いる秀岳館と村上宗隆の九州学院の一騎打ちか
⇒【宮崎】富島が初の甲子園切符を手にできるか
⇒【鹿児島】鹿実や樟南が有力もれいめい・太田龍投手に注目
⇒【沖縄】大混戦?八重山や美来工科にも注目

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