バレーボール世界最終予選の日程とルールは?【2016リオ五輪予選】

2016年のリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)のバレーボール世界最終予選が2016年5月14日から東京体育館で行われます。この世界最終予選には男子、女子ともに日本チームも参加しリオ五輪の出場権をかけて戦いますので非常に注目度の高い大会になることでしょう。

より楽しく観戦するためには最低限のことは知っておいた方が良いと思いましたので、バレーボール世界最終予選の出場国と日程、リオ五輪への出場条件やルールなどをまとめてみました。世界最終予選と聞くと何故かワクワクしてしまいますね。

2016リオ五輪バレーボール世界最終予選の出場国

世界最終予選は2つ開催されますが今回、日本で開催されるのは世界最終予選兼アジア大陸予選となっています。もう少し詳しく言いますとリオ五輪には男女ともに12ヶ国が出場できますが、すでに出場権を獲得しているのは開催国のブラジルとワールドカップ2015の上位2ヶ国、アジア大陸以外の各大陸予選の優勝チームの4ヶ国の計7ヶ国です。

残りの5つの枠をかけて世界最終予選が行われるのですが、日本で行われる世界最終予選では4ヶ国がリオへの切符を獲得し、メキシコ(男子)とプエルトリコ(女子)で行われるもう1つの世界最終予選で残りの1ヶ国が決定します。

5月14日から開催される世界最終予選兼アジア大陸予選に出場する国は、開催国の日本、リオ五輪の出場権を獲得していないアジアの中(日本を除く)で最新のFIVB世界ランキング上位3ヶ国、ヨーロッパ大陸予選の2位、3位のチーム、南米大陸予選2位チーム、北中米大陸予選2位チームの8ヶ国となっています。

男女別で見ると、5月14日から開催される女子は日本(開催国・世界ランキング5位)、韓国(アジア・世界ランキング9位)、タイ(アジア・世界ランキング13位)、カザフスタン(アジア・世界ランキング26位)、オランダ(ヨーロッパ・世界ランキング14位)、イタリア(ヨーロッパ・世界ランキング8位)、ペルー(南米・世界ランキング21位)、ドミニカ共和国(北中米・世界ランキング7位)の8ヶ国です。

5月28日から行われる男子の世界最終予選兼アジア大陸予選の出場国は日本(開催国・世界ランキング14位)、イラン(アジア・世界ランキング8位)、オーストラリア(アジア・世界ランキング13位)、中国(アジア・世界ランキング19位)、フランス(ヨーロッパ・世界ランキング10位)、ポーランド(ヨーロッパ・世界ランキング2位)、ベネズエラ(南米・世界ランキング20位)、カナダ(北中米・世界ランキング10位)の8ヶ国となっています。

ちなみにもう1つの世界最終予選は男子は6月4日からメキシコで開催が予定されチュニジア(アフリカ)、アルジェリア(アフリカ)、チリ(南米)、メキシコ(北中米)の4ヶ国が参加。女子は5月20日からプエルトリコで開催が予定されケニア(アフリカ)、アルジェリア(アフリカ)、コロンビア(南米)、プエルトリコ(北中米)の4ヶ国が参加し、それぞれ1位のチームがリオオリンピック出場権を獲得できます。

2016リオ五輪バレーボール世界最終予選の日程

8ヶ国が参加し、リオ五輪出場権をかけて戦う世界最終予選ですが、1回戦総当りのリーグ戦となっていますので全チームが7試合行うことになります。それでは女子と男子の日程を見ていきましょう。( )内は放送予定のテレビ局です。

女子の日程
5/14 10:00 韓国 1-3 イタリア
5/14 12:45 タイ 3-1 ドミニカ共和国
5/14 15:30 カザフスタン 1-3 オランダ
5/14 19:00 日本 3-0 ペルー(フジテレビ)
5/15 10:00 イタリア 3-1 タイ
5/15 12:45 ペルー 3-0 ドミニカ共和国
5/15 15:30 オランダ 0-3 韓国
5/15 19:00 日本 3-0 カザフスタン(TBS)
5/17 10:00 カザフスタン 1-3 ペルー
5/17 12:45 ドミニカ共和国 0-3 イタリア
5/17 15:30 タイ 0-3 オランダ
5/17 19:00 韓国 3-1 日本(フジテレビ)
5/18 10:00 ペルー 0-3 イタリア
5/18 12:45 カザフスタン 0-3 韓国
5/18 15:30 オランダ 3-0 ドミニカ共和国
5/18 19:00 日本 3-2 タイ(TBS)
5/20 10:00 タイ 3-0 カザフスタン
5/20 12:45 韓国 3-1 ペルー
5/20 15:30 イタリア 0-3 オランダ
5/20 19:00 ドミニカ共和国 0-3 日本(フジテレビ)
5/21 10:00 韓国 2-3 タイ
5/21 12:45 カザフスタン 1-3 ドミニカ共和国
5/21 15:30 ペルー 0-3 オランダ
5/21 19:00 日本 2-3 イタリア(TBS)
5/22 10:00 ドミニカ共和国 3-0 韓国
5/22 12:45 タイ 3-0 ペルー
5/22 15:30 イタリア 3-0 カザフスタン
5/22 19:00 オランダ 2-3 日本(フジテレビ)

女子の順位表(全日程終了)
1位 イタリア 6-1 17 2.571 1.133
2位 オランダ 5-2 16 2.428 1.227
3位 日本   5-2 14 1.800 1.127
4位 韓国   4-3 13 1.363 1.034
5位 タイ   4-3 12 1.250 1.008
6位 ドミニカ 2-5  6 0.437 0.953
7位 ペルー  2-5  6 0.437 0.841
8位 カザフ  0-7  0 0.142 0.725

※左から順位、チーム、勝敗、勝点、セット率、得点率の順。チーム名のドミニカはドミニカ共和国、カザフはカザフスタンです。

アジア1位の日本とイタリア、オランダ、韓国がリオ五輪の出場権を獲得しました。

男子の日程
5/28 10:00 イラン 3-0 オーストラリア
5/28 12:45 中国 1-3 フランス
5/28 15:30 ポーランド 3-2 カナダ
5/28 19:00 日本 3-1 ベネズエラ(TBS)
5/29 10:00 カナダ 2-3 イラン
5/29 12:45 ベネズエラ 1-3 オーストラリア
5/29 15:30 フランス 2-3 ポーランド
5/29 19:00 日本 0-3 中国(フジテレビ)
5/31 10:00 オーストラリア 2-3 カナダ
5/31 12:45 中国 3-0 ベネズエラ
5/31 15:30 イラン 0-3 フランス
5/31 19:00 ポーランド 3-0 日本(TBS)
6/1 10:00 ベネズエラ 0-3 カナダ
6/1 12:45 フランス 3-1 オーストラリア
6/1 15:30 中国 2-3 ポーランド
6/1 19:00 日本 1-3 イラン(フジテレビ)
6/2 10:00 カナダ 0-3 フランス
6/2 12:45 イラン 3-2 中国
6/2 15:30 ポーランド 3-0 ベネズエラ
6/2 19:00 オーストラリア 3-0 日本(TBS)
6/4 10:00 中国 1-3 オーストラリア
6/4 12:45 ベネズエラ 2-3 フランス
6/4 15:30 ポーランド 1-3 イラン
6/4 19:00 日本 1-3 カナダ(フジテレビ)
6/5 10:00 イラン 3-2 ベネズエラ
6/5 12:45 カナダ 3-2 中国
6/5 15:30 オーストラリア 0-3 ポーランド
6/5 19:00 フランス 0-3 日本(TBS)

男子の順位表(全日程終了)
1位 ポーラン 6-1 15 2.111 1.094
2位 イラン  6-1 15 1.636 1.048
3位 フランス 5-2 15 1.700 1.115
4位 カナダ  4-3 12 1.142 1.021
5位 オースト 3-4 10 0.857 0.978
6位 中国   2-5  9 0.933 0.987
7位 日本   2-5  6 0.500 0.954
8位 ベネズエ 0-7  2 0.285 0.814

※左から順位、チーム、勝敗、勝点、セット率、得点率の順。チーム名のポーランはポーランド、ベネズエはベネズエラ、オーストはオーストラリアです。

アジア1位のイランとポーランド、フランス、カナダがリオ五輪出場権を獲得しました。

日本は男女とも全試合、その日の最終試合となる19:00からの試合開始予定となっています。開催国である日本にとっては有利な日程となっていますので、これを活かしてリオ五輪への切符を手にしてほしいものです。

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リオ五輪出場権獲得の条件

2016リオ五輪バレーボール世界最終予選日本大会では4ヶ国がリオ五輪への出場権を獲得できるのですが、この大会はアジア大陸予選も兼ねていますのでルールが少し変則となっています。通常なら上位4ヶ国がリオ五輪の出場権を獲得できますが、この大会ではアジアの4チームの中で最上位となった1ヶ国と、この1チームを除いた残り7チームのうち上位3ヶ国がリオへの切符を手にすることができます。

日本にしてみれば、8ヶ国中上位3位以内に入れなくてもアジア4か国の中で最上位になっていれば出場権を獲得することができます。全8チーム中上位3位以内に入れば無条件でリオ五輪出場切符を獲得でき、4位か5位の場合でもアジアの他国が3チームとも日本より下の順位であればリオ五輪出場が決まります。4位になった場合は他のアジアの国が上位3位以内に入っていればリオ五輪の出場権を獲得することができます。

もし1位〜4位が全てアジアの国になった場合、アジア全チームがリオ五輪に出場できるということになります。日本にとっては、上位3位以内に入り自力でリオ五輪を決めたいところですが、アジア最上位になるためにもアジアの国相手には絶対に負けられない戦いとなってくると思われます。

2016リオ五輪バレーボール世界最終予選の順位決定に関するルール

世界最終予選は全8チームが他のチームと1回ずつ対戦する1回戦総当たり方式で行われます。順位決定のルールとしては勝敗数で決められますが勝敗数が並んだ場合は(1)勝点(2)セット率(3)得点率の順で順位が決定されます。

まず勝点についてですが、バレーボールにもサッカーやラグビーと同じように勝点が存在します。セットカウント3-0か3-1だった場合、勝者には勝点3、敗者は勝点0となります。セットカウント3-2だった場合は勝者に勝点2、敗者に勝点1が与えられます。勝敗が並んでしまい勝点勝負となる可能性も高いと思いますので、勝つ時は相手に2セットを取られないことと、たとえ負けても2セットを取れるかが非常にポイントとなってくると思います。

この勝点でも並んだ場合はセット率での勝負となります。セット率とは総得セット/総失セットで計算され、例えばAチームが総得セットが31で総失セットが11の場合、31÷11でセット率は2.818となりBチームが総得セットが30で総失セットが9の場合、セット率は3.333となります。この結果、総得セットが少ないBチームの方が上位となります。なのでセットを多く取ることはもちろんですが、いかに相手にセットを取られないかも重要となってきます。

万が一、このセット率でも並んだ場合は得点率で順位が決まります。得点率は総得点/総失点で計算されます。これもセット率と同じように、セットを落としたとしてもどれだけ多く点数を取れるかが重要となってきます。例えば1-25、1-25、1-25のセットカウント0-3で負けるのと23-25、23-25、23-25のセットカウント0-3で負けるのでは同じセットカウントでも前者の得点率は0.04で後者は0.92と得点率は大きく違ってきます。どれだけ1点を大切にするかも重要となってきます。

また、2チームが得点率でも並んだ場合は当該チームの対戦結果で順位が決定され、3チーム以上が得点率で並んだ場合は、該当チームの対戦結果の(1)勝点(2)セット率(3)得点率の順で順位が決定されます。

当たり前のことかもしれませんが、負けそうな試合でも最後まであきらめずに1点でも多く、1セットでも多く取ることによってチャンスが巡ってくるかもしれません。できることなら日本チームには勝敗で上位3位以内に入ってもらい、”リオ五輪出場決定”という明るい話題をもたらしてほしいものです。

バレーボール世界最終予選 日本代表女子メンバーの経歴
バレーボール世界最終予選 日本代表男子メンバーの経歴


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