UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2016-2017の出場権を獲得したチームは?

ヨーロッパのクラブチームNo.1を決めるUEFAチャンピオンズリーグ(UCLやCLと略されることも多い)。優勝すればFIFAクラブワールドカップへの出場権を得ることもでき、日本でも注目される大会となっていますがチャンピオンズリーグへの出場権の獲得条件などはご存知でしょうか?そこで2016〜2017年にかけて行われるUEFAチャンピオンズリーグ2016-2017の大会方式や出場権を獲得したチームなどをまとめてみたいと思います。

UEFAチャンピオンズリーグには何チーム出場できるのか?

スポーツニュースなどではグループステージ以降の結果を見ることが多いですが、チャンピオンズリーグの本大会であるグループステージ(グループリーグ)の前に予選やプレーオフも行われています。本大会には32チーム参加できますが予選も含めると最大で79チームが参加することになります。ではチャンピオンズリーグの出場権を獲得するための条件はどのようになっているのか見ていきましょう。

UEFAチャンピオンズリーグの出場条件は?

チャンピオンズリーグに出場するためには前年度の各国のリーグ戦で上位に入ることが必要となります。2016-2017年のチャンピオンズリーグだと2015-2016シーズンで上位に入らなければなりません。しかし、ヨーロッパ各国にあてられた出場枠は同一ではなく、ここから少し複雑になりますので順を追って説明していきます。

まず過去5シーズンのUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグで獲得したポイントを算出し、UEFAランキングが決定されます。この順位は国単位となっており、上位国ほどチャンピオンズリーグ2016-2017の出場枠が多く与えられます。

チャンピオンズリーグ2016-2017には、UEFAランキング1位〜3位の国には4つの出場枠、4位〜6位の国には3つの出場枠、7位〜15位の国には2つの出場枠、16位〜54位の国には1つの出場枠が与えられます。ただし、リヒテンシュタインには国内リーグがないため出場枠は0となります。この他に前年度のチャンピオンズリーグ(CL)の優勝チームとヨーロッパリーグ(EL)の優勝チームにも出場権が与えられます。

少しややこしいかもしれませんが、基本的にはその国が獲得した出場枠数以内の順位に入れば出場権を獲得できます。例えばチャンピオンズリーグ2016-2017の出場枠が3の国の場合、2015-2016シーズンで、その国の国内リーグ3位以内に入れば出場権獲得となります。

UEFAチャンピオンズリーグの大会方式は?

予選1回戦、予選2回戦、予選3回戦、プレーオフが行われます。その後、本大会であるグループステージ、決勝トーナメントの順で行われ優勝チームが決定します。しかし、このルールも少し複雑になっていて全チームが予選1回戦から出場するわけではありません。なので、出場権を獲得したチームとともに1つずつ説明していきたいと思います。

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グループステージの出場権を獲得したチームとルール

本大会であるグループステージには32チームが参加できますが、予選を免除された22チームはグループステージからの出場となります。

グループリーグから参戦するのは前年度UEFAチャンピオンズリーグ優勝チーム(1チーム)、UEFAランキング1位〜12位の国内リーグの優勝チーム(12チーム)、UEFAランキング1位〜6位の国内リーグ2位のチーム(6チーム)、UEFAランキング1位〜3位の国内リーグ3位チーム(3チーム)の計22チームとなり予選を免除されます。

ただし、前年度UEFAチャンピオンズリーグ優勝チームが自力で出場権を獲得した場合は、前年度UEFAヨーロッパリーグの優勝チームがグループステージから出場できます。前年度のヨーロッパリーグの優勝チームも自力でグループリーグからの出場権を獲得した場合はUEFAランキング13位の国内リーグ優勝チームが予選免除でグループステージからの出場になります。

まずはチャンピオンズリーグ2016-2017のグループステージの出場権を獲得したチームを国別に見ていきましょう。
( )内はUEFAランキング・出場枠の順

スペイン(1位・3枠) バルセロナレアル・マドリードアトレティコ・マドリード
イングランド(2位・3枠) レスター・シティアーセナルトッテナム・ホットスパー
ドイツ(3位・3枠) バイエルン・ミュンヘンボルシア・ドルトムントバイエル・レバークーゼン
イタリア(4位・2枠) ユヴェントスナポリ
ポルトガル(5位・2枠) ベンフィカスポルティングCP
フランス(6位・2枠) パリ・サンジェルマンリヨン
ロシア(7位・1枠) CSKAモスクワ
ウクライナ(8位・1枠) ディナモ・キエフ
オランダ(9位・1枠) PSVアイントホーフェン
ベルギー(10位・1枠) クラブ・ブルッヘ
スイス(11位・1枠) バーゼル
トルコ(12位・1枠) ベシクタシュ
前年度EL優勝チーム セビージャ(スペイン)
予選勝ち抜きチーム(10チーム) 未定
※2016年5月23日現在

上記の22チームと予選を勝ち抜いた10チームの計32チームが4チームずつ8つのグループに振り分けられホームアンドアウェイ方式の2回戦総当たりで戦い、各グループ2位以内の計16チームが決勝トーナメントに進出します。

勝ち点が並んだ場合は、当該チーム同士の直接対決による(1)勝点(2)総得点(3)アウェイゴール数(4)全試合の得失点差(5)グループリーグにおける総得点(6)UEFAランキング上位の国と地域の順で決定されます。

それでは次に本大会に出場できる残り10枠をかけた戦いである予選について順を追って説明していきたいと思います。

予選1回戦の出場権を獲得したチームとルール

予選1回戦から出場するのはUEFAランキング47位〜54位の国内リーグで優勝した8チームです。ここから本大会に出場するのはかなり厳しいとは思いますが、UEFAチャンピオンズリーグ2016-2017の予選1回戦の出場権を獲得したチームを国別に見ていきましょう。
( )内はUEFAランキングです。

マルタ(47位) バレッタ
エストニア(48位) フローラ・タリン
フェロー諸島(49位) B36トースハウン
ウェールズ(50位) ザ・ニュー・セインツ
アルメニア(51位) アラシュケルト
アンドラ(52位) FCサンタ・コロマ
サンマリノ(53位) トレ・ペンネ
ジブラルタル(54位) リンカーン・レッド・インプス
※2016年6月3日現在

予選1回戦は8チームを4つの対戦カードに分け、ホームアンドアウェイ方式で対戦。勝ったチームが予選2回戦に進出します。

予選2回戦の出場権を獲得したチームとルール

予選2回戦から新たに参加するチームはUEFAランキング16位〜46位の国内リーグ優勝チーム30チーム。(ランキング38位のリヒテンシュタインは国内リーグがないため除外)この30チームと予選1回戦を勝ち抜いた4チームの計34チームが参加します。それではUEFAチャンピオンズリーグ2016-2017の予選2回戦の出場権を獲得したチーム国別に見ていきましょう。
( )内はUEFAランキングです。

オーストリア(16位) レッドブル・ザルツブルク
クロアチア(17位) ディナモ・ザグレブ
キプロス(18位) APOEL
ポーランド(19位) レギア・ワルシャワ
イスラエル(20位) ハポエル・ベエルシェバ
ベラルーシ(21位) BATEボリソフ
デンマーク(22位) コペンハーゲン
スコットランド(23位) セルティック
スウェーデン(24位) IFKノルシェーピン
ブルガリア(25位) ルドゴレツ・ラズグラド
ノルウェー(26位) ローゼンボリ
セルビア(27位) レッドスター・ベオグラード
スロベニア(28位) オリンピア・リュブリャナ
アゼルバイジャン(29位) カラバフ
スロバキア(30位) トレンチーン
ハンガリー(31位) フィレンツヴァーロシュ
カザフスタン(32位) アスタナ
モルドバ(33位) シェリフ・ティラスポリ
ジョージア(34位) ディナモ・トリビシ
フィンランド(35位) SJK
アイスランド(36位) FH
ボスニア・ヘルツェゴビナ(37位) ズリニスキ・モスタル
マケドニア(39位) バルダール
アイルランド(40位) ダンドーク
モンテネグロ(41位) ムラドスト・ポドゴリツァ
アルバニア(42位) スカンデルベウ・コルチャ
ルクセンブルク(43位) F91デュドランジュ
北アイルランド(44位) クルセイダーズ
リトアニア(45位) ジャルギリス・ヴィリニュス
ラトビア(46位) リエパーヤ
予選1回戦勝ち抜きチーム(4チーム) 未定
※2016年6月3日現在

予選1回戦から勝ち抜いてきた4チームと予選2回戦から参戦する30チームの計34チームを17の対戦カードに振り分け。ホームアンドアウェイ方式で戦い勝者は予選3回戦に進出します。

予選3回戦の出場権を獲得したチームとルール

予選3回戦から新たに参戦するのはUEFAランキング13位〜15位の国内リーグ優勝の3チームと6位の国内リーグ3位の1チーム、7位〜15位の国内リーグ2位の9チームの計13チームとなっています。この13チームと予選2回戦を勝ち抜いた17チームの計30チームが予選3回戦を戦います。

しかし予選3回戦からは優勝チームと上位チームという2つのブロックに分かれることになります。簡単に言えば国内リーグの優勝チームばかりのブロックと国内リーグ2位〜3位チームのブロックに分かれるということです。それでは優勝チームブロックと上位チームブロックを分けて出場チームを見ていきたいと思います。
( )内はUEFAランキングです。

優勝チームブロック
ギリシャ(13位) オリンピアコス
チェコ(14位) ヴィクトリア・プルゼニ
ルーマニア(15位) アストラ・ジュルジュ
予選2回戦勝ち抜きチーム(17チーム) 未定
※2016年5月23日現在

予選3回戦(優勝チームブロック)は新たに参戦した3チームと予選2回戦を勝ち抜いた17チームの計20チームを10の対戦カードに振り分け。ホームアンドアウェイ方式で対戦し、勝者はプレーオフ(優勝チームブロック)に進出することができます。

上位チームブロック
フランス(6位) モナコ
ロシア(7位) ロストフ
ウクライナ(8位) シャフタール・ドネツク
オランダ(9位) アヤックス
ベルギー(10位) アンデルレヒト
スイス(11位) ヤングボーイズ
トルコ(12位) フェネルバフチェ
ギリシャ(13位) PAOK
チェコ(14位) スパルタ・プラハ
ルーマニア(15位) ステアウア・ブカレスト
※2016年6月3日現在

予選3回戦(上位チームブロック)は、ここから新たに参戦する上記の10チームを5つの対戦カードに振り分けホームアンドアウェイ方式で対戦します。勝った5チームはプレーオフ(上位チームブロック)に進出することができます。

プレーオフの出場権を獲得したチームとルール

ここまで勝ち残ったチームはあと1つ勝てば本大会であるグループステージに進出することができます。プレーオフから新たに参戦するのはUEFAランキング1位〜3位の国内リーグ4位の3チーム、4位〜5位の国内リーグ3位の2チームの計5チームです。この5チームと予選3回戦を勝ち抜いた15チームが本大会出場をかけて戦います。

プレーオフも予選3回戦同様、優勝チームブロックと上位チームブロックに分かれますので、それぞれ出場権を獲得したチームを見ていきたいと思います。
( )内はUEFAランキングです。

優勝チームブロック
予選3回戦(優勝チームブロック)勝ち抜きチーム(10チーム) 未定

プレーオフ(優勝チームブロック)から新たに参戦するチームはなく、予選3回戦(優勝チームブロック)を勝ち抜いた10チームを5つの対戦カードに振り分けホームアンドアウェイ方式で戦います。勝者は本大会であるグループステージに進出することができます。

上位チームブロック
スペイン(1位) ビジャレアル
イングランド(2位) マンチェスター・シティ
ドイツ(3位) ボルシア・メンヒェングラートバッハ
イタリア(4位) ローマ
ポルトガル(5位) ポルト
予選3回戦(上位チームブロック)勝ち抜きチーム(5チーム) 未定
※2016年5月23日現在

プレーオフ(上位チームブロック)から参戦する5チームと予選3回戦(上位チームブロック)から勝ち上がってきた5チームの計10チームを5つの対戦カードに振り分けホームアンドアウェイ方式で対戦。勝者は本大会であるグループステージに進出することができます。


以前からUEFAチャンピオンズリーグの出場権の獲得条件や参加チーム数などが気になっていたので調べて、まとめてみたのですがややこしいですね。できるだけ分かりやすいようにと思って書いたのですが、分かりにくかったらすみません。

とりあえず現状で分かった範囲内で書いたのですが、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの前年優勝チームの国内リーグの成績次第で参加チーム数や枠組みが変わることもあるみたいなので、変更があれば更新したいと思います。新たに出場チーム(国内リーグの順位が確定して、どこから参加できるのか)が決まった時も更新していくつもりです。

2016-2017のUEFAチャンピオンズリーグは強豪チームが勝ち上がるのか、大波乱の下剋上があるのか、日本人選手は活躍できるのかなど、楽しみにしたいと思います。

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