世界野球プレミア12 日本代表メンバーの今シーズンの成績【野手編】

初代王者を狙う世界野球プレミア12(WBSCプレミア12)の日本代表メンバー。日本一に輝いたソフトバンクからトリプルスリーを達成した柳田悠岐選手や内川聖一選手は怪我のため残念ながら代表辞退となってしまいましたが、柳田選手とともにトリプルスリーを達成した山田哲人選手やおかわり君こと中村剛也選手など魅力的な選手が多くメンバー入りしています。

日本を代表するような選手ばかりが選ばれていますので、すでにご存知の人も多いとは思いますが、今回メンバー入りした野手の2015年のシーズン成績などをまとめてみました。

炭谷銀仁朗 背番号27(右投げ右打ち・捕手)

京都の平安高校(現・龍谷大平安)在籍中の2005年高校生ドラフトで西武から1位指名を受け入団。平安時代は高校通算48本塁打を誇る強打者だったが、西武入団後は守備の人としてのイメージが強い。2015年は133試合に出場し打率.211、本塁打4、打点35。打撃面は低調だったが3年ぶり2回目となるゴールデングラブ賞を獲得。

嶋基宏 背番号37(右投げ右打ち・捕手)

中京大中京(愛知)から國學院大を経て2006年の大学生・社会人ドラフトで楽天から3位指名を受けて入団。2015年は骨折で途中離脱した期間もあり規定打席に到達せず、117試合に出場し打率.219、本塁打4、打点18と数字は残せなかったが2010年には打率.315の成績を残しベストナインとゴールデングラブ賞を獲得しています。2011年、東日本大震災後の復興慈善試合前の『見せましょう野球の底力を』のスピーチで一躍有名に。現在は日本プロ野球選手会の会長を務めています。

中村悠平 背番号52(右投げ右打ち・捕手)

福井商から2008年のドラフトでヤクルトから3位指名を受けて入団。プロ入り後3年間は1軍での出場機会はほとんどなかったが2012年から一気に出場機会が増加。2015年は自身初の規定打席に到達し136試合に出場。打率.231、本塁打2、打点33を記録。規定打席に到達しなかった2014年の打率.298に比べると物足りないですが、セリーグ捕手の中で唯一の規定打席に到達者でもあります。ヤクルトの14年ぶりのリーグ優勝にも貢献。

今宮健太 背番号2(右投げ右打ち・内野手)

明豊高校(大分)時代は甲子園で投打にわたって大活躍。ショートとピッチャーを兼任し、3年夏の甲子園では投手として154km/hを記録。常葉橘(静岡)の庄司隼人(現・広島)との対戦も印象的でした。その後2009年のドラフトでソフトバンクから1位指名を受け入団。2015年は142試合に出場し打率.228、本塁打7、打点45だったが球界を代表する守備力があり3年連続3回目となるゴールデングラブ賞を獲得。当初はプレミア12の日本代表には選ばれていなかったが、トリプル3を達成した柳田悠岐が怪我の影響で辞退したため代わりに選出されました。

松田宣浩 背番号3(右投げ右打ち・内野手)

中京(岐阜)から亜細亜大を経て2005年の大学生・社会人ドラフトの希望入団枠でソフトバンクに入団。現在は日本球界を代表する選手でもありムードメーカーでもあります。2015年シーズンは143試合に出場。打率.287、本塁打35、打点94。打率は前年より落としたものの本塁打35本と打点94は自己最高記録を更新。3年連続4回目となるゴールデングラブ賞も獲得し安定した守備力も魅力です。まばたきが多いことや打席での空振りやファールチップ時にケンケンをするなど特徴的な選手でもあり、負けている試合でも松田が打てばムードが変わるくらい影響力のある選手です。この明るさと元気さでプレミア12の日本代表を引っ張っていってほしいと思います。

川端慎吾 背番号5(右投げ左打ち・内野手)

市和歌山商(現・市和歌山)時代の2005年の高校生ドラフトでヤクルトから3位指名を受け入団。怪我で離脱したシーズンを除いて年々出場機会を増やしていき2015年、セリーグ最多となる195安打を記録し打率.336で首位打者を獲得。主に2番打者として本塁打8本、打点57をマーク。2番打者なのに犠打数わずか2という超攻撃的なつなぎ役としてヤクルトのリーグ優勝に貢献。首位打者獲得とともにベストナインにも選出されました。妹の川端友紀選手も埼玉アストライアに所属する女子プロ野球選手で、過去に首位打者のタイトルを獲得しており兄妹そろっての首位打者選手ということも話題になりました。

坂本勇人 背番号6(右投げ右打ち・内野手)

青森の光星学院(現・八戸学院光星)に在学中の2006年高校生ドラフトで巨人から外れ1位の指名を受けて入団。入団2年目の2008年は10代ながら巨人の開幕スタメンを果たし、その後レギュラーに定着。2015年は130試合に出場し打率.269、本塁打12、打点68を記録。近年の中では低調なシーズンとなってしまったが7年連続で二桁本塁打を記録しました。内角球に強く、ツボにはまれば一発も打てるのが魅力。

中島卓也 背番号9(右投げ左打ち・内野手)

2008年のドラフト会議で日本ハムから5位指名を受け福岡工から入団。2012年から1軍での出場機会が増え、2年連続で規定打席に到達した2015年は143試合に出場。打率.264、打点39、盗塁34をマークし自身初のパリーグ盗塁王を獲得。ホームランはプロ入り後0本だがシュアなバッティングと安定した守備が特徴です。名前の読み方は『なかじま』ではなく『なかしま』なのでお間違えなく。

中田翔 背番号13(右投げ右打ち・内野手)

大阪桐蔭時代は打っては高校通算87本塁打、投げては150km/h超えのストレートと『平成の怪物』として注目を集めました。2007年の高校生ドラフトでは4球団から1位指名を受け、抽選で交渉権を獲得した日本ハムに入団しました。入団8年目の2015年は143試合に出場。打率は.263だったが本塁打30と打点102は自己最高記録を更新。入団当初は守備が課題でもありましたが今シーズンは一塁手としてゴールデングラブ賞を初受賞し進化を続けています。プレミア12ではここぞの場面での一発を期待したいです。

山田哲人 背番号23(右投げ右打ち・内野手)

履正社(大阪)に在学中の2010年のドラフトでヤクルトとオリックスから1位指名を受け抽選の結果、交渉権を獲得したヤクルトに入団。今シーズン(2015年)はソフトバンクの柳田悠岐とともに打率3割、30本塁打、30盗塁以上のトリプルスリーを達成。そのうえ65年ぶり史上3人目となるトリプルスリーと100打点以上を同時に達成。最終的には打率.329、本塁打38、打点100、盗塁34と大活躍でヤクルトのリーグ優勝に貢献。ホームラン王や盗塁王など数々のタイトルを獲得しました。2014年も日本人右打者のシーズン最多安打となる193安打と記録。プレミア12でもソフトバンクとの日本シリーズ第3戦で見せた3打席連続ホームランのような爆発ぶりを見たいです。

中村剛也 背番号60(右投げ右打ち・内野手)

『おかわり君』の愛称で親しまれ、日本を代表するホームランバッターでもある中村剛也選手。大阪桐蔭から2001年ドラフト会議で西武から2位指名を受け入団。プロ7年目となる2008年、46本塁打を記録しホームラン王を獲得するなど大ブレーク。プロ14年目となった2015年も長打力はまだまだ健在で6度目となるホームラン王を獲得。打率.278、本塁打37、打点124で打点王も獲得。打球の飛び方が他の選手と違うように見え、いかにもホームランバッターらしい美しい軌道を描いてスタンドインをさせるバッティングが魅力です。

中村晃 背番号7(左投げ左打ち・外野手)

帝京高校(東京)時代の2007年、高校生ドラフトでソフトバンクから3位指名を受け入団。プロ入りから3年間は1軍での試合出場はありませんでしたが、2013年に初の規定打席に到達するとその年から3年連続で打率3割をマーク。2015年は打率.300、本塁打1、打点39。長距離バッターではないが2014年には最多安打のタイトルを獲得するなどバットコントロールと選球眼が持ち味。当初はプレミア12の日本代表に選ばれていませんでしたが怪我で出場を辞退した内川聖一選手に代わって招集されました。

平田良介 背番号8(右投げ右打ち・外野手)

大阪桐蔭に在学中の2005年、高校生ドラフトで中日からドラフト1位指名を受け入団。この年の夏の甲子園では1試合3本塁打を放ち話題を集めました。プロ1年目から1軍の試合での出場機会はあったものの規定打席に到達することがなくプロ9年目となる2014年に初めて規定打席に到達しました。2015年は129試合に出場し打率.281、本塁打13、打点53をマーク。過去最高のシーズン本塁打も2013年の15本なので思っていたよりも少ない感じがします。プレミア12では出場機会は少ないかもしれませんが高校時代のように大舞台で力を発揮してほしいです。

筒香嘉智 背番号25(右投げ左打ち・外野手)

和歌山県出身ながら伝説となっている1998年の夏の甲子園、準々決勝のPL学園VS横浜の試合を観て横浜高校への入学を希望し入学。2009年のドラフトで横浜から1位指名を受け入団。プロ1年目は1軍での出場機会は3試合10打席だったが1本のホームランを記録。それ以来、毎年ホームランを打っておりプロ6年目となる2015年は138試合に出場。打率.317、本塁打24、打点93で、それぞれ自己のシーズン記録を更新。過去にタイトルの獲得はありませんが今後が期待される和製大砲です。

秋山翔吾 背番号55(右投げ左打ち・外野手)

横浜創学館から八戸大へ進学、その後2010年ドラフトで西武からドラフト3位指名を受けて入団したプロ5年目の『安打製造機』です。ご存知の通り2015年はマートン(阪神)が持っていた日本プロ野球のシーズン最多安打を更新する216安打を放ちました。最終的には143試合に出場し打率.359、本塁打14、打点55、盗塁17を記録。ソフトバンクの柳田悠岐の打率.363には惜しくも届きませんでしたが最多安打のタイトルを獲得。打率、本塁打、盗塁はシーズン自己記録を更新。2年ぶり2度目のゴールデングラブ賞も受賞しました。プレミア12では1番打者としてチームを勢いづかせる出塁を期待したいです。

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