7人制ラグビー(セブンズ)と15人制ラグビーのルールの違いって何?

7人制ラグビー(セブンズ)のルールってご存知ですか?おそらくほとんどの人が知らないどころか、試合を観たこともないのではないでしょうか。

先日、閉幕したラグビーワールドカップで日本代表は残念ながら決勝トーナメント進出は逃しましたが、南アフリカから大金星を挙げるなど歴史的な3勝を挙げたことで日本中がラグビーブームに沸いています。

多くの人はこのワールドカップに熱狂し、今まであまり観たことのなかったラグビーの試合を観てルールを覚えていったのではないでしょうか。

テレビでは連日、五郎丸歩選手をはじめとする日本代表選手が出演しておりラグビー人気が続いていますが11月7日(土)、8日(日)には2016年のリオ五輪の出場をかけて7人制ラグビー(男子)のアジア予選が香港で行われます。

オリンピックにおけるラグビーはセブンズと呼ばれる7人制ラグビーとなっており、おそらく今までなら絶対にテレビ中継などなかったと思われますが、ワールドカップでのラグビー人気もあり日本が決勝に進出した場合のみではありますが、11月8日(日)午後7時からTBSで生放送されることになりました。

できれば予選リーグから観てみたいものですが、日本の決勝進出を願って、放送を楽しみにしておきたいと思います。(リオ五輪アジア予選の日程は一番下に載せておきます。)

前置きが長くなってしまいましたが、試合を観るにあたって一番知っておきたいのがルールです。基本的には15人制と同じルールなのですが、人数が違いますので一部ルールも異なってきます。そこで7人制ラグビーと15人制ラグビーのルールの違いを見ていきたいと思います。※大会によってルールが異なる可能性もあります。

ポジションや試合時間などの違い

15人制ラグビーは8人のフォワードと7人のバックスの計15人で構成されていますが7人制ラグビーはフォワード3人とバックス4人の計7人で構成されたチームとなります。そのため7人制のスクラムはフォワードの3人で組むこととなります。

控え選手の人数も違い15人制では7人が控えで7回まで交替が可能ですが7人制は控え5人、交替は5回までとなっています。

試合時間は15人制の前後半40分の計80分に対し、7人制は前後半7分の計14分(大会決勝では10分ハーフになることもあります)となっています。ハーフタイムも15人制は10分ですが7人制は1分(10ハーフの場合は2分)となっており7人制はぶっ通しで14分を行う感覚に近いようです。

15人制と7人制では、1チームの人数が8人も違います。しかしグラウンド(フィールド)の大きさの規定は同じとなっています。

つまり、あの広いフィールドを少ない人数で走り回るような感じになりますので、スクラムで押し合うフォワード戦よりもスピード勝負のバックス戦になることが多いようです。試合時間は短いですが相当な体力が必要とされ、得点シーンも多くなることが多いようなので試合内容が濃くて面白いと思います。

試合中のルールや反則の違い

15人制と同じく7人制でもトライ(5点)後のコンバージョンキック(決まれば2点追加)が行われますが、トライ後40秒以内に行わないといけないルールがあるようです。

15人制ではボールをこれ(キッキングティー リンク先:アマゾン)にセットしてから蹴りますが、7人制では基本的にボールを地面に落とし、跳ね返りを蹴るドロップキックで行います。なので、五郎丸選手のようなキック前のルーティンを行う選手はいないのではないかと思います。

15人制だとコンバージョンキックの際に相手選手がキッカーに向かってチャージしてプレッシャーをかけてきますが、7人制ではチャージは禁止となっています。

通常、得点後は得点をされた方のチームのキックオフで試合が再開されますが7人制は逆で、得点したチームのキックオフで試合が再開されます。キックオフ時に相手側の10mラインに届かないノット10mや直接タッチラインを越えるダイレクトタッチがあった場合は、相手チームのフリーキックで再開されます。

ラグビーワールドカップでも何回か見られた、危険な反則などによって一定時間、退場処分となるシンビンですが15人制の10分間退場に対し、7人制では2分間の退場処分となっています。

1チームの選手の人数が倍以上違うのにルールはそこまで大きな違いはないのかなという感じですね。

リオ五輪アジア予選の日程とルール

10ヶ国が参加して予選リーグ(プール)と決勝トーナメントが行われますが、試合時間も短いため2日間ですべての日程を消化します。優勝チームは2016年のリオオリンピック出場が決まりますが2位〜4位のチームは世界最終予選にまわることになります。

参加国の10ヶ国を2つのグループ(プール)に分けて予選リーグを行いますが、グループAは日本、韓国、中国、シンガポール、台湾となったおりグループBは香港、スリランカ、マレーシア、フィリピン、イランとなっています。

この予選リーグを2位以内で突破すると準決勝に進出することができます。リオ五輪出場の可能性を残すためには準決勝進出が必須条件となります。まずは日本の予選リーグの日程を見ていきましょう。※時間は日本時間

11/7(土)12:38 日本 38−0 台湾
11/7(土)15:49 日本 66−0 シンガポール
11/7(土)18:38 日本 47−0 韓国
11/8(日)11:46 日本 34−0 中国

となっています。予選リーグでの勝ち点は勝利3点、引き分け2点、敗戦1点、棄権0点となっておりラグビーワールドカップで日本が苦しめられたボーナスポイントは存在しないようです。

勝ち点で並んだ場合は(1)当該チーム同士の直接対決の結果(2)予選全試合での総得失点差(3)予選全試合でのトライ数と被トライ数の差(4)予選全試合での総得点数(5)予選全試合でのトライ数(6)コイントスの順に決定されます。

それでは準決勝、決勝の日程を見ていきましょう。日本はグループAです。

◆準決勝
11/8(日)15:38 日本 43−0 スリランカ
11/8(日)16:00 韓国 10−19 香港

◆決勝
11/8(日)19:15 日本 24−10 香港

試合時間ですが、予選リーグと準決勝は7分ハーフの計14分、決勝は10分ハーフの計20分で行われます。日本ラグビーフットボール協会のHPにも記載がなかったので詳しくは分かりませんが、準決勝と決勝で決着がつかない場合は5分ハーフの延長戦が行われるのではないかと思います。

ワールドカップのアメリカ戦でトライを挙げた藤田慶和選手(早稲田大)も7人制の代表に選ばれています。優勝してリオ五輪の出場を決めてほしいですね。

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