モンテディオ山形と松本山雅がJ2降格圏から抜け出すための条件は?【2015年J1残留争い】

2014年のJ2で2位になりJ1へ初昇格を果たした松本山雅と、同じく2014年のJ2で6位ながらJ1昇格プレーオフを制してJ1へ復帰したモンテディオ山形。この両チームが1シーズンでJ2に降格してしまうピンチを迎えています。

2015年のJ1も大詰めを迎え残留争いも激しくなってきています。3試合を残した段階でJリーグ創設当初からJ1リーグに所属していた、いわゆる『オリジナル10』の清水エスパルスはチーム史上初のJ2降格が決定しました。

この結果、J2に降格してしまうのは残り2チームですがモンテディオ山形と松本山雅は非常に苦しい状況へと追い込まれています。

松本山雅はシーズン前半(1stステージ)こそJ1残留圏内である15位以上をキープして健闘していましたが、後半戦(2ndステージ)に入ると順位を落として16位となっています。

一方、モンテディオ山形は前半戦から波に乗ることができずJ2降格圏内をウロウロ。一時、降格圏内を脱出しましたが、すぐに逆戻りし現在17位でギリギリ首の皮が繋がっている状態となっています。

そんな山形と松本ですが、残り3試合から巻き返してJ1残留を決めることができるのでしょうか。現在の順位表とそれぞれのチーム別に残留するための条件を見ていきたいと思います。

順位 チーム 勝点 得失点差
15 新潟 33 -15
16 松本 27 -23
17 山形 24 -24
18 清水 21 -29

(2015年10月26日現在)

モンテディオ山形 J1残留への道

2015年10月18日現在、山形は勝ち点24で17位となっています。残り試合は3試合なので全勝したとしても勝ち点は33です。15位以内に入ることがJ1残留の絶対条件ですが、現在15位のヴィッセル神戸の勝ち点は32。13位、14位の新潟と鳥栖の勝ち点は33。

数字上、13位の新潟まで逆転することは可能ですが絶望的な状況なのは間違いありません。残留するには奇跡を起こさなくてはなりません。それでは、J1に残留するための条件を見ていきましょう。

山形がJ1に残留するためには
残り3戦、全勝しかない!という厳しい条件となっています。しかし、3戦全勝をしても必ず残留できるというわけではありません。松本、神戸、鳥栖、新潟の結果に左右されてしまうのが現実です。山形が残り3戦全勝して勝ち点33になった場合の残留、降格の条件は以下のようになっています。

残り3戦全勝で残留できる可能性がある場合
新潟、鳥栖、神戸、松本の4チーム中、勝ち点が34以上になるチームが2チーム以内なら山形に残留の可能性が出てきます。勝ち点34以上とは、新潟と鳥栖であれば1分2敗(勝ち点1)以上、神戸なら2分1敗(勝ち点2)以上、松本なら2勝1分(勝ち点7)以上となります。

唯一、山形が無条件で残留できるパターンは神戸が3戦全敗、松本が1勝2分(勝ち点5)以下。こうなれば勝ち点で、この両チームを上回ることができ15位以上での残留が決定します。このパターン以外は山形の無条件残留の可能性はなく、最低でも2チーム以上で勝ち点が並び、得失点差勝負となります。

残り3戦全勝でも無条件で降格してしまう場合
新潟、鳥栖、神戸、松本の4チームの中で3チーム以上が勝ち点34以上になった場合は、その時点で山形の16位以下が決定しJ2降格となってしまいます。新潟と鳥栖は1分2敗(勝ち点1)以上、神戸は2分1敗(勝ち点2)以上、松本は2勝1分(勝ち点7)以上で34以上の勝ち点となります。

※10月26日追記

モンテディオ山形は10月24日、神戸に1-3で敗れたため残念ながらJ2降格が決定してしまいました。昨年、J2の6位からJ1昇格プレーオフを制してのJ1昇格だったので勢いがあるかなと思いましたが力不足だったようです。

松本山雅FC J1残留への道

2015年10月18日現在、松本は勝ち点27の16位。残り3試合に全勝すれば勝ち点が36となり数字上では11位のヴァンフォーレ甲府を逆転する可能性も残されています。

しかし現在15位の神戸との勝ち点差は5で、自力でJ2降格圏内を脱出できない状況となっています。松本としては当然、残り3試合全勝を狙っていると思いますが10月24日(土)の鳥栖戦の結果で状況がどのようになるか見ていきたいと思います。

鳥栖に勝てば…
勝ち点は30となり、他チームの結果に関係なく次節までJ1残留の可能性を残すことができます。松本は神戸戦を残していることから、神戸が敗れると自力残留の可能性が復活します。

鳥栖と引き分けると…
勝ち点は28となり、残り2試合で全勝しても勝ち点は34にしかならないので13位以下が確定しますが残留の可能性は次節まで残ることになります。ただし13位の新潟、15位の神戸がともに勝てば、この両チームを逆転することが不可能となり、鳥栖と勝ち点で並んで得失点差勝負に持ち込む以外残留の道はなくなります。

鳥栖に負けると…
勝ち点27はそのまま。13位の新潟が負けるか15位の神戸が引分け(勝ち点1)以下なら次節まで残留の可能性は残りますが、新潟が引分け(勝ち点1)以上で神戸の勝ち(勝ち点3)だと、この瞬間J2降格が決まってしまいます。

次節終了段階でどのような結果になっているか分かりませんが最後の最後までもつれる様な事になれば、さらに盛り上がっていくのではないでしょうか。次節を楽しみにしたいと思います。

※10月26日追記

松本山雅FCは10月24日の鳥栖戦で1点を先制するものの逆転を許して1-2で敗れてしまい、痛い痛い1敗となってしまいました。13位だった新潟が負けたため松本はわずかながらJ1残留の可能性は残しました。

しかし残留争いは新潟との一騎打ちとなり、松本が残留するには残り2試合を2勝0敗。新潟が0勝2敗で勝ち点差で並んだうえで得失点差で新潟を上回るしか可能性は残されていません。次節は11月7日(土)、神戸との一戦となっています。

※11月8日追記

11月7日(土)の神戸戦、後半終了間際まで1-0でリードしながら後半40分に追いつかれるとロスタイムに逆転され1-2で敗れました。この結果、松本山雅のJ2降格が決定してしまいました。新潟は湘南に0-2で負けたので松本が勝っていれば最終戦まで残留の可能性を残すことができただけに非常に残念な結果となってしまいました。

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