プロ野球にクライマックスシリーズ(CS)は必要なのか?2015年のペナントレースから考えてみました

本当にプロ野球にクライマックスシリーズ(CS)は必要なのでしょうか?

2015年のペナントレースも大詰めを迎えている9月ですが、今年はセリーグとパリーグの優勝争いの構図が対照的になっています

特に今シーズンに関しては例年以上にクライマックスシリーズがない方が盛り上がるんじゃないかなと思っています。

そもそもクライマックスシリーズはペナントレースでの消化試合を減らすために作られ、それなりに成功も収めてきたと思いますが、肝心な優勝争いに水を差すようでは意味がありませんよね。

完全に個人的な意見になってしまいますが、今シーズンにおけるクライマックスシリーズの弊害を考えてみました。

セリーグの場合

2015年のセリーグの優勝争いは大混戦となっています。9月15日現在ではヤクルト、阪神、巨人、広島までは優勝の可能性が十分あるような状態です。

交流戦ではセリーグのチームはパリーグに大きく負け越しているので、5割前後での優勝争いになっていますが、通常ならもっと盛り上がっていてもおかしくない状態です。

もちろんセリーグのチームがパリーグに比べて弱いとの印象もあるでしょうし、その関係もあるかもしれませんが盛り上がりに欠けているように感じられます。

個人的にはクライマックスシリーズがあることも関係しているのではないかと思っています。せっかく終盤まで大混戦で最後の最後までどこが優勝するか分からないワクワクするシリーズのはずなのに、結局3位までに入れば日本シリーズに出場できる可能性があるので、観ている方としては少ししらけてしまいます。

1位〜3位までが僅差の方がクライマックスシリーズは面白くて盛り上がるかもしれないですが、ペナントレース優勝の価値が下がっているようにしか思えません。

パリーグの場合

交流戦でセリーグに大きく勝ち越したことによってパリーグ自体の勝ち越し数(貯金)は多くなっていますが、その中でもズバ抜けた強さで首位を独走しているのがソフトバンクです。

早ければ9月15日にパリーグの優勝が決まります。ペナントレースにおけるリーグ優勝は間違いないと思われるソフトバンクの貯金は50に迫ろうとしています。それくらい圧倒的な強さを誇っています。

2位の日本ハムも貯金が20近くあるので十分強いのですが、ソフトバンクとは15ゲーム差くらいあります。さらに3位争いは西武とロッテで、最終的には5割前後での決着になりそうな感じです。

仮にソフトバンクが貯金50でシリーズを終え、3位のチームが負け越し(借金)1以上でシリーズを終えたとするとゲーム差にして25ゲーム差以上になります。こんだけ圧倒的な差が両チームの間にあっても短期決戦で勝てば日本シリーズ出場はおかしくないですか?

クライマックスシリーズがなかった時の日本シリーズでも両チームの貯金数が全然違うことありましたが、どちらも各リーグで優勝したチーム同士だったから納得でしたし疑問を持つこともありませんでした。

しかし万が一、3位のチームが大下剋上を起こして日本シリーズに出た場合、納得できる人はどれくらいいるのでしょうか?

ルールと言えばルールなので仕方ないことも分かっています。でも、もし本当にそうなれば最後のクイズに正解すると100万点の大逆転チャンス!みたいな感じになってなんとも言えない気持ちになってしまいそうです。

可能性としてはセ・パ両リーグとも借金があるチーム同士がクライマックスシリーズを勝ち抜くことも考えられます。そうなれば日本一を争う日本一シリーズは史上初のペナントレース借金チーム対決になります。

ある意味、話題にはなるでしょうがプロ野球の盛り上がりにはならないと思いますし、実際にプレーしている選手やそのチームを応援しているファンも複雑な気分になることでしょう。もしかしたら選手やファンもそういうルールだと割り切っているかもしれませんが。

そもそも12球団しかない日本のプロ野球にクライマックスシリーズは必要なのでしょうか?ペナントレース終盤まで盛り上げたいのならJリーグのように6チームずつで2部制にして昇格、降格を作っても面白いのではないかなと思います。

その方が純粋な優勝争いを楽しめますし昇格、降格によってチームが入れ替わるのでマンネリ化も防げるような気がします。

もし今年、ペナントレース3位チーム同士の日本シリーズになるようなことがあればクライマックスシリーズの見直しをしてもいいのではと思います。ファン投票などプロ野球ファンの意見も多少は反映されるようになればいいなと思っています。

近年はプロ野球の地上波中継も減りサッカー人気に押され気味なところもありますが、プロ野球ももっともっと盛り上がるようになることを願っています。

完全に個人的な意見や感想を長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。


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