高校通算本塁打数の数え方の疑問 公式戦のみの記録?練習試合も含まれるの?

春夏の高校野球中継やドラフトが近くなるとよく耳にする”高校通算本塁打数”

主に長距離打者のパワーの指標としても使われる”高校通算ホームラン数”ですが、公式戦だけの記録なのか練習試合も含めた記録なのか数え方が気になっている人も多いことでしょう。

インターネット上でも同様の質問をされている人もおり、それに対しての回答も『公式戦のみ』と『練習試合も含む』の両意見が混同していたりしてややこしいのですが、明記している雑誌がありましたので紹介しておきたいと思います。

高校通算本塁打数は練習試合のホームラン数も含む

結論から先に言いますと、高校通算本塁打数は練習試合も含めたホームラン数のようです。

これが記載されていた雑誌とは、内容は少しマニアックな部分もありますが内容が濃く高校野球ファンなら是非一度は読んで頂きたい『野球太郎 夏の高校野球大特集号 』です。この他にも『野球太郎シリーズ』として『中学野球太郎』など発売されています。

この雑誌の中で初芝橋本(和歌山)の黒瀬健太選手の特集がされていました。黒瀬選手とは2015年5月末現在で高校通算90本のホームランを放っておりプロからもドラフト候補として注目されているスラッガーです。

そんな黒瀬選手の紹介文の中にこんな記載がありました。

1年生時の5月の和歌山工との練習試合で初ホームランを記録し、2015年5月末現在で90本塁打。

この一文からも高校通算本塁打数に練習試合の本数も含まれていることが分かります。

また、近年では神港学園(兵庫)の伊藤諒介選手の94本や、同じく神港学園の山本大貴選手の107本の高校通算ホームラン数が話題になりましたが、それに触れた記事でも

伊藤、山本の本数については、右中間のふくらみがないなど神港学園の特殊なグラウンド形態が報道陣の間でも話題になり、扱いにくさがあったことは確かだった。

と、記載されているように主に学校のグラウンドで行われる練習試合のホームラン数も含まれていることが分かります。

学校によって練習試合数に差がありグラウンドの広さや形状も違ってくるので、一概に高校通算ホームラン数が多いからといって一流のプロ野球選手になれるかどうかは分かりませんが、魅力のあるパワーヒッターであることは間違いないでしょう。

2015年8月15日、夏の高校野球3回戦の東海大甲府(山梨)戦で甲子園初ホームランを放った早稲田実(西東京)の清宮幸太郎選手や、九州学院(熊本)で4番を打つ村上宗隆選手などはまだ1年生なので2016年、2017年も高校通算本塁打数を紹介されることも多くなると思われます。

テレビ中継などで言われる『高校通算本塁打数』は練習試合も含むホームラン数。『公式戦通算本塁打数』は練習試合を除いたホームラン数。『甲子園通算本塁打数』は春の選抜、夏の選手権で打った甲子園でのホームラン数として理解しておいてよいと思います。

野球の華でもあるホームラン。この先どれだけ量産できるバッターが出てくるのか楽しみにし、高校通算本塁打数にも注目していきたいと思います。

初芝橋本・黒瀬健太選手の公式戦のホームラン数は?高校通算は97本


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